はじめに


共有ビュー/フォルダと個人ビュー/フォルダ
Lotus Notes アプリケーションのビューとフォルダには、共有 (多数のユーザーが使用可能) と、個人 (1 人のユーザーのみが使用可能) の 2 種類があります。最初の使用時に共有から個人に変更されるビューやフォルダを作成することもできます。ビューまたはフォルダの作成時に種類を指定します。ビューやフォルダの作成後は、種類を変更できません。
ビューやフォルダの種類目的
個人作成したユーザーの Lotus Notes ID を使用した場合のみアクセスできます。
共有すべてのユーザーがアクセスできます。
共有 (どのフォルダにも属さない文書を表示) (表示専用)ビューやフォルダのバージョンに基づいて共有ビューを作成できます。ユーザーはフォルダに格納されていない文書を表示できます。
共有、(削除された文書も表示) (表示専用)共有のビューやフォルダを作成できます。アプリケーション内で削除された文書のリストを表示できます。

削除された文書をごみ箱から目的のフォルダにドラッグすれば、文書を復旧できます。このビューを使用するには、アプリケーション管理者が [アプリケーションプロパティ] ボックスの [詳細] タブで [削除取り消しを許可] を選択しておく必要があります。[削除取り消しを許可] オプションが選択された状態でこのビューを作成すると、間違って削除した文書を素早く簡単に取り出せます。

共有 (使用すると個人に)共有のビューやフォルダを作成できます。ビューやフォルダを初めて開くと、コピーが作成されます。その際に作成されるのは、個人用コピーです。個人用コピーは、ユーザーにアプリケーションへのアクセス権がある場合は、アプリケーション内に作成されます。アクセス権がない場合は、フォルダはユーザーのデスクトップファイル (.dsk) に作成されます。

この種のビューやフォルダでは、アプリケーション内のそれ以外のビューやフォルダとは異なり、個人用コピーが作成された後は設計の変更が自動的には反映されません。この種のビューに最新の変更を反映するには、ビューの個人用コピーを削除してから、最新のビューに置き換えます。

フォルダを更新するには、別のフォルダに保存する文書をコピーします。次に、フォルダの個人用コピーを削除して、最新のフォルダで置き換えます。または、メールと同様に、[アクション] - [フォルダ] - [フォルダ設計のアップグレード] を選択します (使用できる場合)。

共有 (使用するとデスクトップで管理する個人に)共有のビューやフォルダを作成できます。ビューやフォルダを初めて開くと、コピーが作成されます。その際に作成されるのは、個人用コピーです。ユーザーにアプリケーション内で個人フォルダを作成できる権限があっても、このフォルダはデスクトップファイルに作成されます。

この種のビューやフォルダでは、アプリケーション内のそれ以外のビューやフォルダとは異なり、個人用コピーが作成された後は設計の変更が自動的には反映されません。この種のビューに最新の変更を反映するには、ビューの個人用コピーを削除してから、最新のビューに置き換えます。

フォルダを更新するには、別のフォルダに保存する文書をコピーします。次に、フォルダの個人用コピーを削除して、最新のフォルダで置き換えます。または、メールと同様に、[アクション] - [フォルダ設計の更新] を選択します (使用できる場合)。


関連項目