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Lotus Notes 文書にカスタムコントロールを追加する
Microsoft Windows で IBM Lotus Notes を使っており、OLE カスタムコントロールがインストールされている場合は、文書内にカスタムコントロールオブジェクトを作成できます。OCX または ActiveX コントロールとも呼ばれる OLE カスタムコントロールは、固有のデータを持つ、ソフトウェア機能を含む小さいモジュールです。

組織内でさまざまなメーカーの OLE カスタムコントロールを作成または取得し、Lotus Notes で使用できる独自のコントロールを提供することもあります。OLE カスタムコントロールの中にはアプリケーションのオンラインヘルプが用意されていないものもあります。また、プログラミングが必要なコントロールもあります。これらのコントロールは Lotus Notes に手動で挿入できますが、プログラミングをしないと操作は制限されます。

次の項目をクリックしてください。


コントロールを作成するには
1 文書を編集モードにして、リッチテキストフィールドをクリックします。

2 [作成] - [オブジェクト] をクリックします。

3 次のいずれかを実行します。

4 [OK] をクリックします。

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コントロールを編集するには
1 文書を編集モードにして、コントロールオブジェクトをクリックします。

2 [アプレット] メニューから次のいずれかをクリックします。
オプション説明
オブジェクトのプロパティコントロールの名前も含めて、コントロールの Lotus Notes のプロパティを表示します。文字揃えなどの他の設定も指定できます。
切り取る

コピー

オブジェクト全体を対象とします。オブジェクトで選択したテキストを切り取るかコピーするには、[編集] メニューを使用します。
データのみコピーコントロールを Lotus Notes 以外のアプリケーションにコピーします。
オブジェクトにファイルを結合ファイルのパスを指定できるダイアログボックスが表示されます。この機能は、Lotus Domino Designer で使用するもので、Lotus Notes Application Programming Interface (API) を使用する必要があります。たとえば、メディアプレイヤーオブジェクトを使用する設計者は、音楽ファイルをコントロールオブジェクトに関連付けることもできます。

設計について詳しくは、『Lotus Domino Designer ヘルプ』を参照してください (インストールしている場合)。または、Web 上の Lotus Documentation で、『Lotus Domino Designer ヘルプ』をダウンロードまたは参照してください。

イベントとプロパティの編集コントロールと Lotus Notes の両方のプロパティを表示できます。

ヒント 設計者の場合は、LotusScript を使用してイベントを変更することにより、コントロールの動作を変更できます。たとえば、ユーザーがコントロールをクリックしたときにメッセージボックスが表示されるように、クリックのイベントを変更することができます。

両方のプロパティについて詳しくは、「Lotus Notes プロパティを使用して OLE オブジェクトや Active X カスタムコントロールを修正する」を参照してください。

プロパティページの表示Lotus Notes ではなくコントロールのプロパティをダイアログボックスに表示します。
設計モードコントロールを設計モードか実行モードで作業します。設計者の場合はどちらのモードでもオブジェクトを編集できますが、実行モードでは、オブジェクトの他のユーザーが見ているものを表示できます。
イベントのフリーズコントロールのイベントをフリーズしたり、フリーズを解除します。設計者にとっては、コントロールを修正するときにこのオプションが役に立ちます。
3 文書内のコントロールオブジェクトの外側をクリックします。

4 新規データを保存するには、[ファイル] - [保存] をクリックします。

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コントロールからコントロール全体、コントロールの図形、データをコピーするには
1 文書を編集モードにして、コントロールをクリックし、コピーするデータを選択します。

2 次のいずれかを実行します。

3 コピー先の文書で新規コントロールやコントロールの図形を貼り付ける場所を選択します。

4 [編集] - [貼り付け] をクリックします。

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コントロールを展開するには
1 文書を編集モードにして、コントロールオブジェクトをクリックします。

2 [アプレット] - [オブジェクトのプロパティ] をクリックします。

3 アプレットのプロパティインフォボックスから次のどちらかをクリックします。

4 アプレットのプロパティインフォボックスを閉じます。

5 文書を保存して閉じます。

6 文書を編集モードでもう一度開きます。

Lotus Notes

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読み込みモードでコントロールを変更するには
読み込みモードでコントロールオブジェクトを変更するように設定できます。

このプロパティを設定したら、読み込みモードでオブジェクトを変更したり、変更を印刷したりできますが、オブジェクトに変更を保存するには、文書を編集して保存しなければなりません。

メモ 読み込みモードでは何も表示されないコントロールオブジェクトもあります。このプロパティを設定すると、オブジェクトが強制的に表示されます。

1 文書を編集モードにして、コントロールオブジェクトをクリックします。

2 [アプレット] - [オブジェクトのプロパティ] をクリックします。

3 アプレットのプロパティインフォボックスから [文書の読み込み時にオブジェクトを実行する] を選択します。

4 アプレットのプロパティインフォボックスを閉じます。

5 文書を保存して閉じます。

6 文書をもう一度開きます。

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文書からコントロールを削除するには
文書を編集し、コントロールオブジェクトをドラッグして、[編集] ‐ [削除] をクリックします。操作を取り消すことができないというメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。

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コントロール一覧からコントロールを削除するには
一覧からコントロールを削除すると、Windows のレジストリからもコントロールが削除されます。コントロールを再度一覧に追加し、レジストリに復元することができます。

1 リッチテキストフィールドで [作成] - [オブジェクト] をクリックします。

2 [コントロール] を選択します。

3 一覧で、削除するコントロールを選択し、[リストからコントロールを削除] をクリックします。

4 警告のダイアログボックスが表示されたら、[OK] をクリックします。

5 (省略可能) コントロールを一覧とレジストリに復元するには、[リストへコントロールの追加] をクリックし、オペレーティングシステムを参照して必要な .ocx ファイルを選択し、[OK] をクリックします。

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関連項目