データを保護する
IBM Lotus Notes と外部のブラウザを使用してメールを読むか、通常 Lotus Notes メールとインターネットメールの両方を受信する場合は、[送信者の形式を保持] を選択する必要があります。受信メールのすべての機密情報を保護するため、このオプションをデフォルトで選択するようお勧めします。Lotus Notes ユーザーからのメールは、通常は Lotus Notes 認証により暗号化されます。インターネット上のユーザーからのメールは、インターネット証明書により保護できます。
通常、インターネットブラウザで Lotus Notes メールをチェックする場合は、[受信メールの形式] リストで [MIME 形式優先] を選択することをお勧めします。Lotus Notes では、可能な場合には、メールのセキュリティを保護するために Lotus Notes 認証ではなくインターネット証明書を使用できます。暗号化したメールが送信される場合、そのメッセージはインターネット証明書により暗号化されます (送信先の IBM Lotus Domino ディレクトリのインターネット証明書にアクセスできる場合)。そのため、Domino ディレクトリにアクセス可能なインターネット証明書を作成しておくことをお勧めします。インターネット証明書が複数ある場合は、編集モードでユーザー文書を開き、[インターネット証明書の調査] ボタンをクリックして、使用する証明書を選択し、[暗号の既定値として設定] ボタンをクリックします。
ただし、通常 Lotus Notes メールを Lotus Notes Client からのみ読んでおり、インターネット経由でメールを受信しない場合は、[Notes リッチテキスト形式優先] を選択することもできます。[Notes リッチテキスト形式優先] を選択すると、自分の Lotus Notes 認証を使用して暗号化されたメールを作成したり、ほかのユーザーが自分にデジタル署名付きのメールを送信するときに、そのユーザーの Lotus Notes 認証を使用するようにしたりできます。
メモ Domino ディレクトリに対して [作成者] のアクセス権がない場合、[受信メールの形式] オプションは淡色表示されています。受信メールの形式の変更は、管理者に依頼する必要があります。
関連項目