はじめに
管理者がメールテンプレートを自動的にアップグレードしないよう選択している場合、新しいバージョンにアップグレードしてから初めて Lotus Notes にログインすると、[メールファイルの設計のアップグレード] ダイアログボックスが表示されます。
メールテンプレートをアップグレードしても、既存のメールメッセージ、個人フォルダやカテゴリ、文書リンク、その他の Lotus Notes の標準機能は削除されません。ただし、個人エージェント、カスタムフォーム、カスタムビューはすべて削除されます。アップグレードによってメールファイル内のカスタムフォームやカスタムビューが変更されないようにするには、設計変更を反映しないように設定します。この設定による保護をしない場合、カスタマイズを全くしなかったか、またはカスタマイズ内容を維持しなくてもよい場合にのみアップグレードを行ってください。アップグレードしなかった場合、アップグレードしたユーザーから受け取ったメールメッセージやメールビューで Lotus Notes の新機能を表示することはできません。
メモ 複数の Lotus Notes Client を使用する場合、メールファイル設計をアップグレードする前に Lotus Notes Client をすべてアップグレードする必要があります。
メモ Microsoft Windows を使用している場合、Lotus Notes 8 をインストールメディアキットからインストールすると、Lotus Notes 6.5.x または 7.x から Lotus Notes 8.0 へ、Lotus Notes インストールがデフォルトでアップグレードされます。この方法で Lotus Notes 8.0 をインストールした場合は、メールと連絡先のテンプレートを Lotus Notes 8.0 のテンプレートにアップグレードする必要があります。メールと連絡先のテンプレートのアップグレードプロセスについては、『Lotus Domino Administrator ヘルプ』の「Lotus Notes のインストールとアップグレード」を参照してください。
対処アップグレードするよう求めるプロンプトが表示された場合、次のいずれかを実行します。