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期限が切れる前に Lotus Notes 認証を更新する
ユーザー ID には、IBM Lotus Notes 多目的認証と Lotus Notes インターナショナル認証が設定されています。認証は有効期限が決まっているため、その期限が切れる前に更新する必要があります。期限が切れる前に更新しないと、無効になります。Lotus Notes 多目的認証が有効期限前に更新されなかった場合、Lotus Notes は起動できますが、Lotus Notes サーバーにはログインできなくなります。そのような場合は、管理者に連絡してください。

認証は、有効期限を変更するだけで更新できます。パブリックキーとプライベートキーは、ずっと同じままです。プライベートキーは変更されないため、管理者により自動的に認証が更新される場合もあります。管理者により自動的に認証が更新されない場合は、認証の有効期限が終わりに近づくと、メッセージが表示されます。

Lotus Notes 認証の有効期限を確認するには、[ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ] を選択して (Mac OS X ユーザーの場合:[Notes] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ])、[基本] をクリックし、[ユーザー情報] の [ID ファイルの有効期限] を見ます。インターネット証明書や Lotus Notes の階層なしの認証の有効期限を確認するには、[ユーザーセキュリティ] で [ユーザー情報] - [認証] をクリックし、表示する証明書または認証の種類をドロップダウンリストから選択します。次に、証明書または認証を選択して [有効期限] の日付を確認します。

メモ Lotus Notes メールを使用していないユーザーが認証の更新を求められた場合は、管理者に送付できるように、取り外し可能メディアを使用して認証を更新する必要があります。

次の項目をクリックしてください。


Lotus Notes 認証を更新するには認証を他のユーザーに送信する場合、実際には、自分のユーザー ID の安全コピーを送信します。ユーザー ID の安全コピーには、ユーザー ID を再認証するための十分な情報が含まれていますが、悪用される情報は含まれていません。
認証を更新するときには、ユーザー ID のコピーも忘れずに更新してください (ユーザー ID が複製されるローミングユーザー以外の場合)。

1 [ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ] を選択します。
Mac OS X ユーザーの場合:[Notes] -
[セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ]

2 [基本] をクリックしてから、[ユーザー情報] の [更新] ボタンをクリックします。

3 [更新の確認] ダイアログボックスで、[続行] ボタンをクリックします。

4 [宛先] フィールドに IBM Lotus Domino のシステム管理者の名前を入力します。フィールド (field) 管理者名が有効であれば、ネットワークに接続したときに、管理者名が [宛先] フィールドに表示されます。[宛先] ボタンをクリックし、Domino ディレクトリか連絡先で名前を選択します。

5 [送信] をクリックします。

6 管理者が要求に応答すると、更新処理が完了します。更新済みの認証が管理者によって準備されると、E メールで新しい認証が送付されるか (その場合はメールを開いて [アクション] - [認証の追加] を選択)、または次回 Lotus Notes にログインしたときにユーザー ID の認証が新しい認証に自動的に更新されます。更新後の Lotus Notes 認証がユーザー ID にインストールされたことを確認したら、ユーザー ID のコピーも忘れずに更新してください。

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取り外し可能メディアやほかのメールプログラムを使用して Lotus Notes 認証を更新するには取り外し可能メディアやほかのメールプログラムを使用して Lotus Notes 認証を更新するには、ユーザー ID の安全コピーを作成して管理者に送信する必要があります。ユーザー ID の安全コピーには、ユーザー ID を再認証するための情報が含まれていますが、悪用される可能性はありません。
認証を更新するときは、ユーザー ID のコピーも忘れずに更新してください。

1 取り外し可能メディアを使用して管理者にユーザー ID を送るには、取り外し可能メディアをディスクドライブに挿入します。

2 [ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ] を選択します。
Mac OS X ユーザーの場合:[Notes] -
[セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ]

3 [基本] をクリックしてから、[ユーザー情報] の [更新] ボタンをクリックします。

4 [更新の確認] ダイアログボックスで、[ID のエクスポート] ボタンをクリックします。

5 [安全コピー ID ファイル名の入力] ダイアログボックスで、フロッピーディスクドライブ、またはほかのメールプログラムからアクセスできるディレクトリを選択します。

6 [ファイル名] フィールド (Macintosh ユーザーの場合は、[別名で保存] フィールド) に、ユーザー ID の安全コピーのファイル名を入力します。デフォルトは、SAFE.ID です。

7 [保存] をクリックしてから、[更新の確認] ダイアログボックスを閉じます。

8 フロッピーディスクを Lotus Domino の管理者に送るか、電子メールに安全なユーザー ID を添付して、ほかのメールプログラムで送信します。

9 返送されたフロッピーディスクを受け取ったときには、ユーザー ID に更新された認証を読み込む必要があります。

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Lotus Notes の新しい階層なしの認証を要求するには階層なしの認証者の管理者に、新しい階層なしの認証を要求するメールを随時送ることができます。たとえば、階層なしの認証を使用して古いサーバーに接続するために、メールで認証を要求できます。
1 取り外し可能メディアをディスクドライブに挿入します。

2 [ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ] を選択します。
Mac OS X ユーザーの場合:[Notes] -
[セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ]

3 [ユーザー情報] - [認証] をクリックします。

4 [認証の取得] - [新規 Notes 階層なし認証の要求] をクリックします。

5 [宛先] フィールドに Lotus Domino システム管理者の名前を入力します (連絡先から選択するには [宛先] をクリックします)。管理者名が有効であれば、ネットワークに接続したときに、管理者名が [宛先] フィールドに表示されます。

6 [送信] をクリックします。

7 管理者から新しい認証が送信されたら、電子メールを開き、[アクション] - [認証の追加] を選択します。

メモ 階層なしの認証や新しいユーザー名をユーザー ID に読み込んでいるときには、[認証のマージ] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスは、その認証を作成した認証機関 (CA) が署名した認証を信頼するかどうかを確認するためのものです。CA を信頼すると、その認証を持つすべてのサーバーと、その認証を発行した CA により認証されたすべてのサーバーにアクセスできるようになります。CA を信頼しないと、それらのサーバーにアクセスできません。

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関連項目