カレンダーとタスクリスト


カレンダーを呼び出す/書き出す
IBM Lotus Notes では、iCalendar ベースのカレンダーの呼び出しと書き出しを行うことができます。iCalendar はインターネット標準です。これを利用すると、別のカレンダー製品で作成されたカレンダーを、iCalendar 標準を使用した他のカレンダー製品に呼び出して、表示や管理を行うことができます。また iCalendar 標準では、E メールを利用して会議要求の送受信などの操作を行うこともできます。

カレンダーを呼び出すと、カレンダーエントリがユーザーのカレンダーに設定され、Lotus Notes に呼び出しカレンダー文書が作成されます。この文書を使用して、呼び出されたカレンダーを管理できます。呼び出しカレンダー文書には、カレンダー名、カレンダーファイルの場所を示すパスを含む [ソース] フィールド、カレンダーが Lotus Notes に呼び出された日付が含まれています。呼び出されたカレンダーエントリは、ユーザーの Notes カレンダーに予約、イベント、記念日、確認のいずれかとして表示されます。

カレンダー情報文書でカレンダーを管理する際には、次のような操作が可能です。


呼び出しカレンダー文書へは、[インポートされたカレンダー] ビューからアクセスできます。このビューから、呼び出されたカレンダーの表示、削除や、新しいカレンダーの呼び出しを行うことができます。[インポートされたカレンダー] ビューを開くには、Notes カレンダーの上部にある [オプション] をクリックし、[インポートされたカレンダーの管理] をクリックします。Lotus Notes で新しい iCalendar の呼び出し機能と書き出し機能を使用するには、メールテンプレートを 7.0.2 以上にアップグレードする必要があります。

呼び出し済みカレンダーを呼び出そうとすると、カレンダーがすでに存在し、呼び出しを続行するかキャンセルするかを確認するメッセージがインフォボックスに表示されます。呼び出しを続行するかキャンセルするかを指定する前に、呼び出しているカレンダーをプリビューできます。カレンダーの呼び出し続行を選択した場合は、呼び出される新しいカレンダーによって既存の呼び出し済みカレンダーが上書きされます。

最大 500 の文書を持つ iCalendar ファイルを呼び出すことができます。文書数が 500 を超える場合は、呼び出しを複数回実行する必要があります。

また、[ファイル] - [書き出し] を使用して、すべてのカレンダーエントリまたは選択したカレンダーエントリを書き出すことも可能です。

関連項目