ロケーションとアカウント


[追加の設定] ダイアログボックス
ダイヤルアップモデムを設定する場合は、[追加の設定] ダイアログボックスで次の設定を変更できます。これのダイアログボックスでの設定は、通常のデジタル/アナログモデム用であり、ケーブルモデムや DSL モデム用ではありません。

メモ デフォルトでは、モデムコマンドファイル (.mdm) は、Lotus Notes のデータディレクトリ内の \modems サブディレクトリに格納されています。たとえば、データディレクトリとして C:\Notes\data を指定した場合、モデムファイルは C:\Notes\data\modems に保存されます。

[追加の設定] ダイアログボックスを開くには、[ファイル] - [プリファレンス] - [ユーザー] - [ポート] をクリックし、COM ポートを選択して [オプション] をクリックします。
オプション説明
モデムの種類使用しているモデムがリストにないときは、モデムの製品名や速度が最も近いモデムを選択します。

リストに一致するモデムがなく Hayes とも完全には互換性がない場合は、既存のモデムコマンドファイルを編集するか新規に作成します。使用しているモデムの情報については、モデムの説明書を参照してください。モデムコマンドファイルを編集する方法については、『Lotus Domino Administrator ヘルプ』を参照するか、Lotus Domino システム管理者に問い合わせてください。

モデムコマンドファイルがすぐに入手できない場合は、一時的に [Auto Configure] を選択します。このオプションを使用すると、モデムを使用して、速度が制限された低速の通信を行うことができます。

最高ポートスピードモデムの最高速度で通信を開始した後、最高速度では問題があることがわかった場合は、速度を遅くします。データ転送の最高速度は、選択したモデムの種類によって違います。最高速度は、モデムコマンドファイルの最高速度に制限されます。また、使用しているオペレーティングシステムによっても制限されます。
スピーカー音量サーバーをコールするときに音でコールの状況を識別できるようにするには、[低][中][高] のいずれかをクリックします。モデムのスピーカー音を消したい場合は、[オフ] をクリックします。
ダイヤルモードトーン回線を使用している場合は、[トーン] をクリックします。ダイヤル回線を使用しているかトーン回線がサポートされていない場合は、[パルス] をクリックします。
モデム I/O のログ接続に問題がある場合は、[モデム I/O のログ] を選択します。これにより、モデムの制御文字列と応答が、クライアント [Notes Log] アプリケーションの [Miscellaneous Events] ビューに記録されます。問題が解決したらこのオプションは必ず選択解除してください。このオプションを選択すると Notes Log に情報が追加され、ディスク領域が余分に使用されます。
スクリプト I/O のログAcquire スクリプトまたは Connect スクリプトを実行している場合は、このオプションを選択すると、実行中にスクリプトに関する情報を表示できます。

『Lotus Domino Administrator ヘルプ』がインストールされている場合、スクリプトについて詳しくは、「取得スクリプトとログインスクリプトを作成および編集する」を参照してください。または、Web 上の Lotus Documentation で、『Lotus Domino Administrator ヘルプ』をダウンロードしてください。

ハードウェアのフロー制御モデムとコンピュータ間のハードウェアのフロー制御により、CRC エラーなどのエラーを防止できます。フロー制御をサポートしていないモデムや外部シリアルポートを使用している場合にのみ、このオプションを選択解除する必要がありますが、ほとんどのモデムと外部シリアルポートはフロー制御をサポートしており、このオプションを選択解除する必要はありません。
ダイヤルする前にダイヤルトーンを待つほとんどのモデムと電話システムではダイヤルトーンを検出可能で、ダイヤル前にダイヤルトーンを待つため、この設定はデフォルトでオンになっています。Lotus Notes がダイヤルトーンを検出できない場合は、この設定を選択解除して再度ダイヤル接続を試してください。
ダイヤルタイムアウトクライアントがサーバーに接続するときに、このフィールドに指定した秒数が経過するまで接続を試みます。デフォルトは 60 です。
回線切断までのアイドル時間データ転送などの処理が行われなかった場合、このフィールドに分単位で指定した時間が経過した後、クライアントがサーバーから切断されます。デフォルトは 15 です。
ポート番号オペレーティングシステムにより割り当てられたポートのユニット番号に対応する番号を入力します。たとえば、2 は [COM2] のポート番号です。
モデムファイルを編集するモデムコマンドファイルを編集するには、[モデムファイル] をクリックします。モデムコマンドファイルを編集する方法については、Lotus Domino システム管理者に問い合わせてください。
スクリプトファイルを使うスクリプトファイルを選択または編集するには、[スクリプト取得] をクリックします。スクリプトファイルの使用方法については、Lotus Domino システム管理者に問い合わせてください。

関連項目