ユーザーとサーバーの設定


優先度に応じてデータベースを複製する
データベース管理者がデータベースに複製の優先度を割り当てておくと、IBM(R) Lotus Domino(R) システム管理者は、優先度に応じてデータベースの複製スケジュールを設定できます。たとえば、公開アドレス帳など、業務遂行の中枢となる優先度が [高] のデータベースについては、頻繁に複製されるようにスケジュールを設定できます。一方、優先度が [低] のデータベースについては、就業時間外に複製されるようにスケジュール設定できます。

優先度に応じてデータベースを複製するには、次を実行します。

1 Lotus Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。

2 送信側サーバーの Domino ディレクトリを [ディレクトリサーバー] フィールドで選択します。

3 [サーバー] をクリックし、[接続] をクリックします。

4 使用したい接続をクリックして、[接続の編集] をクリックします。

5 [複製/配信] タブをクリックします。

6 [データベース複製: 優先度] フィールドで、複製するデータベースの優先度を選択します。

7 [保存して閉じる] をクリックします。

デフォルト設定は [低 中 高] です。2 台のサーバーが共有するすべてのデータベースが自動的に複製されます。

2 つのレプリカに異なる優先度を割り当てた場合は、複製を開始したサーバーのレプリカに割り当てられている優先度が使われます。データベースの複製頻度が少ない場合、データベース管理者は優先度を上げる必要があります。

関連項目