LOTUS NOTES CLIENT のインストールと SMART UPGRADE
ポリシーについて詳しくは、Lotus Domino Administrator ヘルプの「ポリシー」を参照してください。
Lotus Notes Smart Upgrade デスクトップポリシー設定文書に割り当てられていないユーザーは、Smart Upgrade 機能によって、さらに Lotus Notes Client を更新する可能性があります。Lotus Notes Client の Smart Upgrade のタイマーが時間切れになると、ユーザーの Lotus Notes Client がホームサーバーまたはホームサーバーのクラスタメンバを次に認証するときに、サーバーは Lotus Notes Client のリリース情報と、キャッシュした使用可能なアップグレードキットのリリース情報とを比較します。サーバーは、一致を検出すると、Lotus Notes Client に一致が存在することを伝えます。
次に、Lotus Notes Client は、使用可能なキットを Smart Upgrade データベースで直接確認します。特定の Lotus Notes Client バージョンが指定されたマスターポリシーがユーザーに割り当てられている場合、Lotus Notes Client は、この Lotus Notes Client をポリシーで指定されたバージョンにアップグレードするキットが存在する場合にのみ Smart Upgrade を続行します。マスターポリシーが存在せず、Lotus Notes の現在のバージョンと一致するアップグレードキットを Lotus Notes Client が検出した場合にも、Smart Upgrade は実行されます。
メモ Smart Upgrade キット文書で [使用可能なユーザーとサーバー] フィールドを設定することによって、特定のユーザーに表示されるキットを制限できます。サーバーはキットを使用できる可能性があることを Lotus Notes Client に伝えますが、ユーザーの名前が [使用可能なユーザーとサーバー] フィールドに入力されていないために、Lotus Notes Client は使用可能なキットを見つけられない場合があります。このシナリオでは、Lotus Notes Client の Smart Upgrade のタイマーは 1 日ずつ増えます。
1 ポリシーについて詳しくは、「ポリシーの使用」を参照してください。
2 IBM(R) Lotus Domino(R) ディレクトリの [ユーザーとグループ] タブで、[ポリシー] ビューを開きます。
3 マスターポリシーを作成する場合は、[ポリシーの追加] をクリックします。既存のマスターポリシーを変更する場合は、変更するポリシーを選択して [ポリシーの編集] をクリックします。
4 既存のポリシーを変更する場合は、次のフィールドを必要に応じて変更します。マスターポリシーを作成する場合は、次の手順を実行します。
6 [保存して閉じる] をクリックします。
7 明示的ポリシーを作成した場合は、マスターポリシーをユーザーとグループに割り当てることができます。組織ポリシーを作成した場合、処理はこれで終了です。
関連項目