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インターネットサイト文書を作成する
インターネットサイト文書は、Web、IMAP、POP3、LDAP、SMTP インバウンド、IIOP の各インターネットプロトコルに対して作成できます。一度に作成できる文書は 1 つです。

インターネットサイト文書を作成するには 1 IBM(R) Lotus Domino(R) Administrator で [設定] - [Web] - [インターネットサイト] をクリックします。
2 [インターネットサイトの追加] をクリックし、作成するインターネットサイト文書の種類を選択します。

3 [基本] タブをクリックし、次のフィールドに必要な情報を設定します。
フィールドアクション
このサイトの名称(省略可能) 作成する他のすべてのサイトからこのサイトを識別するための名前を入力します。この名前は、次の形式で [インターネットサイト] ビューに表示されます。インターネットサイトの種類、名称、およびホスト名またはアドレス次に例を示します。

Web Site:MyWebSite (www.acme.com)

名前を入力しないと、インターネットサイト文書の種類とホスト名かアドレスがデフォルトの名前として使用されます。次に例を示します。

POP3 Site:(www.acme.com)

ホステッド環境の場合 -- デフォルトの名称は、ホステッドオーガニゼーション名とサイト文書の種類の組み合わせです。たとえば、ホステッドオーガニゼーション名が Acme の場合、Domino IIOP サイトは、Acme IIOP Site となります。

組織(すべてのインターネットサイト文書で必須) インターネットサイト文書をホスティングする登録済み組織の名前を入力します。この名前は、組織の認証者と一致していなければなりません。

メモ サービスプロバイダ以外の設定で設置されている Web サイトの場合、任意の単語やフレーズを指定できます。

他のサイトにマップされなかった要求をハンドルする Web サイトに使用する(Web サイト文書のみ) 次のいずれかを選択します。
  • [はい] - [ホスト名またはこのサイトにマップされたアドレス] フィールドに入力された Web サイトを Lotus Domino が見つけられない場合、受信する HTTP 要求をこの Web サイトで処理します。
  • [いいえ] (デフォルト) - Lotus Domino が Web サイトを見つけられない HTTP 要求をこの Web サイトで処理しません。
ホスト名またはこのサイトにマップされたアドレス(すべてのインターネットサイト文書で必須) 接続時にこのインターネットサイト文書の使用をトリガーする、目的のホスト名または IP アドレスを入力します。

サイトを SSL 用に設定する場合、必ず IP アドレスを指定します。

ホステッド環境の場合 -- Domino IIOP サイト文書を作成中の場合、このリスト上の最初のホスト名 IP アドレスを使用して、diiop_ior.txt を作成している DIIOP のサービスが提示されます。したがって、Lotus Domino Server ごとに独自のインターネットサイト文書を持つことをお勧めします。

このサイトをホストする Lotus Domino Server (すべてのインターネットサイト文書で必須) このサイトをホスティングする Lotus Domino Server の名前を指定します。Lotus Domino Server は複数指定できます。任意の識別名 (Server1/Sales/Acme など)、およびワイルドカード (*/Acme など) を使用できます。

デフォルトは (*) で、ドメイン内のすべてのサーバーがこのサイトをホスティングできることを意味します。

このフィールドに何も入力しないと、インターネットサイトはどの Lotus Domino Server にもロードされません。

4 すべてのインターネットサイト文書に対し、[セキュリティ] タブの各項目を設定します。

5 さらに設定が必要なインターネットサイトもあります。次の表は、さらに設定が必要なインターネットサイト文書と、それらの文書で設定を行う必要があるタブをプロトコル別に示したものです。
文書設定を行う必要のあるタブ
Web サイト
IMAP サイト
IIOP サイト
6 文書を保存し、閉じます。

関連項目