LOTUS DOMINO と DB2


バッファプールサイズを調整する
IBM(R) DB2 Universal Database(R) Enterprise Server Edition 対応 IBM(R) Lotus Domino(R) Server が稼動している状態で、ほとんどのデータが DB2 内にあり、Lotus Domino と DB2 が同じコンピュータにインストールされている場合は、NOTES.INI 変数を使用して Lotus Domino バッファプールのサイズを減らすと、パフォーマンスを向上させることができます。

NOTES.INI 設定の NSF_BUFFER_POOL_SIZE_MB= を使用してバッファプールサイズを調整します。次に例を示します。


DB2 対応 Lotus Domino Server を使用している場合、ほとんどのデータが DB2 内にあるため、Lotus Domino バッファプールに必要なメモリは減少しますが、DB2 の複数のバッファプールに必要なメモリは増加します。

コンピュータのメモリ容量に応じてバッファプールのサイズを調整します。

Lotus Domino R5 のアルゴリズムを使用しており、Lotus Domino 7 (以降) と DB2 が同じコンピュータにある場合は、NSF_BUFFER_POOL_SIZE_MB を、R5 アルゴリズムによって提案される値よりも小さい値に設定します。たとえば、アルゴリズムが 200MB を提案した場合は 128MB を試します。NSF と DB2 対応 IBM(R) Lotus Notes(R) データベースの実際の混在状況によって、調整内容は変わります。少数の NSF しか使用していない場合は、バッファプールをさらに減らしてください。

関連項目