Lotus Domino Administrator 8 ヘルプ - Lotus Domino Server ユーザーに SETSESSIONUSER 権限を付与する

LOTUS DOMINO と DB2

Lotus Domino Server ユーザーに SETSESSIONUSER 権限を付与する
IBM(R) Lotus Domino(R) Server を IBM(R) DB2 Universal Database(R) Enterprise Server Edition サーバーに接続する手順を正常に実行した後、この手順を実行します。検索ビューを実行するには、Lotus Domino Server ユーザーに SETSESSIONUSER 権限を付与する必要があります。

DB2 ユーザーアカウントを作成する方法と DB2 で権限を付与する方法について詳しくは、http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2help/index.jsp の DB2 インフォメーションセンターにアクセスしてください。

1 Lotus Domino Server ユーザーがグループ DB2DOM (SYSCTRL_GROUP) のメンバーであることを確認します。

2 SYSADM 権限を持つ他の DB2 ユーザーアカウントが少なくとも 1 つあることを確認します。

3 SYSADM 権限があるユーザー ID を使用して DB2 データベースに接続します。

4 Lotus Domino Server ID に SECADM 権限を付与します。

5 Lotus Domino Server ID を使用して DB2 データベースに接続します。

6 グループ DB2DOM に SETSESSIONUSER 権限を付与します。

例次のように想定します。

ローカル DB2 インスタンスの DB2 は、OS ユーザー ID db2admin として実行されます。
DB2 インスタンス設定の SYSADM_GROUP=xxx で指定されたグループに db2admin があるか、SYSADM_GROUP= が空白で db2admin がローカル管理者グループにあるため、db2admin には SYSADM 権限があります。
DB2 データベースの名前は DOMINO です。
Lotus Domino Server は、OS ユーザー ID の DominoServerUserID として DB2 データベースに接続します。
DB2 インスタンス設定では SYSCTRL_GROUP=DB2DOM が指定されています。
DominoServerUserID は OS グループ DB2DOM のメンバーです。

次の手順を実行して、正しい権限を設定できます。

1 次のコマンドを入力します。

db2 connect to DOMINO user db2admin

2 プロンプトが表示されたら、パスワードを指定します。db2admin に SYSADM 権限が付与されます。

3 次のコマンドを入力します。

db2 grant secadm on database to user DominoServerUserID

4 次のコマンドを入力します。

db2 connect to DOMINO user DominoServerUserID

5 プロンプトが表示されたら、パスワードを指定します。DominoServerUserID に SECADM 権限が付与されます。

6 次のコマンドを入力します。

db2 grant SETSESSIONUSER on public to group DB2DOM

必要に応じて、Lotus Domino に SETSESSIONUSER 権限が付与されます。