ユーザーとサーバーの設定


[不在通知] サービスタイプを指定する
サーバークラスタが IBM(R) Lotus Domino(R) 8 Server、Lotus Domino 8 より以前のサーバー、両者の組み合わせのいずれであるかに応じて、[不在通知] サービスタイプを指定します。[不在通知] サービスタイプには、[サービス] と [エージェント] の 2 つのタイプがあります。Lotus Domino 8 Server で構成されるクラスタには [不在通知] サービスを使用し、Lotus Domino 8 より以前のサーバーが含まれているクラスタには不在通知エージェントを使用します。Lotus Domino 8 Server と Lotus Domino 8 より以前のサーバーの混合クラスタの場合は、エージェントの [不在通知] サービスタイプが必要です。サーバー設定文書の [不在通知] サービスタイプのフィールドを使用して、不在通知エージェントまたはサービスのいずれを使用するかを指定します。デフォルトの [不在通知] サービスタイプは [エージェント] です。

メモ Lotus Domino Administrator Client の [ファイル] タブには、不在の状況 ([不在通知] サービスを使用してしており、現在不在であるユーザーが誰か) を表示できる [不在通知] 列があります。不在ユーザーの [不在通知] 列には、[はい] が表示されます。

[不在通知] サービスタイプ [サービス][不在通知] サービス処理は、サーバーメールルールおよびユーザーメールルールが適用された後と「before mail delivery」エージェント処理が完了した後に発生します。「after mail delivery」エージェント処理の前には発生しません。これにより、ユーザーは、ルールまたは「before delivery mail」エージェントを使用してメールを事前処理できます。スパムを制御したり、メッセージを転送したりするために、メールを事前処理できます。
[不在通知] サービスは、ユーザーが有効にするとアクティブになります。サービスは、ユーザーが指定した不在通知時間の経過後、最初のメールを処理した後に無効になります。または、不在通知時間の経過後にユーザーが電子メールを受信しない場合は、日常的なルーター保守中に無効になります。[不在通知] サービスがメールルーターの一部として実行されることにより、不在通知応答はすぐに行われ、サーバーのフェイルオーバーがサポートされ、サポートされている不在通知機能の代理がサポートされてカレンダー管理に完全に統合されています。代理者は ACL で [編集者] 以上のアクセス権を持っている必要があります。

[不在通知] サービスタイプ [エージェント]不在通知エージェント処理は、サーバーメールルールおよびユーザーメールルールが適用された後に発生しますが、「before mail delivery」エージェント処理が完了した後には発生しません。デフォルトで、エージェントは、定時に毎日 4 回実行されます。スパムを制御するために、ルールまたは「before delivery mail」エージェントを使用して、メールを事前処理できます。
不在通知エージェントは、ユーザーが有効にするとアクティブになります。不在通知期間が経過した場合は、エージェントを手動で無効にする必要があります。不在通知エージェントでは、不在通知機能の代理がサポートされていますが、カレンダー管理には統合されません。代理者は ACL で最低で [編集者] アクセス権、およびサーバー文書で他のユーザーのために実行されるエージェントに署名する権限を持っている必要があります。不在通知エージェントの最小設定は 1 日です。

サーバーコマンド Tell router O を使用して、アクティブな [不在通知] サービスを持つすべてのデータベースのリストを表示します。

Tell router O サーバーコマンドについて詳しくは、「ルーターの Tell コマンド」を参照してください。

1 Lotus Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。

2 [サーバー] - [設定] をクリックします。

3 編集するサーバー設定文書を選択し、[文書の編集] をクリックします。

4 [ルーター/SMTP] - [詳細] - [制御] をクリックします。

5 [その他] のセクションで、[不在通知] サービスタイプのフィールドを見つけます。

6 次のどちらかを選択します。

7 [保存して閉じる] をクリックします。

関連項目