WEB サーバー


Web サーバーのインターネットポートとプロトコルに関する設定値を変更する
インターネットポートおよびプロトコルに関するデフォルト値の変更が必要な場合もあります。デフォルト値を変更する際は、注意して行ってください。

Web サーバーのインターネットポートとプロトコルに関する設定値を変更するには 1 編集するサーバー文書を開きます。
2 (省略可能) [ポート] - [インターネットポート] - [Web] をクリックします。[Web (HTTP/HTTPS)] で以下のフィールドに必要な情報を設定します。
フィールドアクション
TCP/IP ポート番号ポート番号を入力します。デフォルト値は 80 です。
TCP/IP ポートステータス次のいずれかを選択します。
  • [有効] -- 指定された TCP/IP ポートで HTTP 要求の着信を待機するようにサーバーを設定します。
  • [無効] -- 指定された TCP/IP ポートで HTTP 要求の着信を待機しないようにサーバーを設定します。
  • [SSL へリダイレクト] -- TCP/IP ポートに着信した HTTP 要求を SSL ポートにリダイレクトします。
サーバーアクセス設定を実施次のいずれかを選択します。
  • [はい] -- このプロトコルに対してサーバーアクセス設定を適用します。サーバーアクセス設定はサーバー文書の [セキュリティ] タブに表示され、そこで、サーバーへのアクセスが許可されている認証済みユーザーと、許可されていないユーザーを指定します。
  • [いいえ] -- このプロトコルではサーバーアクセス設定を適用しません。
SSL ポート番号ポート番号を入力します。デフォルト値は 443 です。
SSL ポートステータス次のいずれかを選択します。
  • [有効] -- 指定された SSL ポートで HTTPS 要求の着信を待機するようにサーバーを設定します。
  • [無効] -- このサーバーでは、SSL を使用しません。
3 (省略可能) [インターネットプロトコル] - [HTTP] タブをクリックし、[基本] セクションで、次のフィールドに必要な情報を設定します。
フィールドアクション
ホスト名へのバインド次のいずれかを選択します。
  • [有効] -- Lotus Domino Server がバインドされる [ホスト名] フィールドに、IP アドレスや DNS 名を 32 個まで入力できます。これにより、ユーザーは Lotus Domino Server 名以外の名前で Web サーバーにアクセスできます。
  • [無効] (デフォルト) -- サーバー上のすべての IP アドレスにバインドされます。
DNS 参照次のいずれかを選択します。
  • [有効] -- IBM(R) Lotus Domino(R) は要求先クライアントの DNS 名を検索します。Lotus Domino の Notes Log とデータベースには、Web クライアントが使っているコンピュータに対応するホスト名が保存されます。
  • [無効] (デフォルト) -- 要求先クライアントの DNS 名を検索しません。Lotus Domino の Notes Log とデータベースには、IP アドレスが保存されます。
  • [無効] を選ぶと、DNS 名の検索に必要なサーバーのリソースが使われないため、パフォーマンスが向上します。
メモ ブラウザユーザーの大半は、インターネットサーバープロバイダ (ISP) を介してインターネットに接続します。そのため、DNS 参照から返されたホスト名は、各ユーザーマシンの名前ではなく ISP のプロキシサーバーの名前です。
DNS 参照キャッシュ次のいずれかを選択します。
  • [有効] -- 検索を高速化するため、DNS 参照の結果をキャッシュに入れる。
  • [無効] -- DNS 参照結果をキャッシュに入れない。
DNS 参照キャッシュサイズDNS 参照キャッシュの最大サイズを指定します。デフォルト値は 256 です。
DNS 参照キャッシュ解決タイムアウトIP アドレスをキャッシュに保存する時間を秒単位で指定します。デフォルトは 120 秒です。
DNS 参照キャッシュ未決タイムアウト特定の項目の失敗した DNS 参照間の時間を秒単位で指定します。デフォルトは 240 秒です。
4 (省略可能) [インターネットプロトコル] - [HTTP] タブをクリックし、[ネットワーク設定] セクションで、次のフィールドに必要な情報を設定します。
フィールドアクション
Listen キューのサイズ受信する HTTP 接続についてオペレーティングシステムの Listen キューのサイズを指定します。デフォルト値は 512 です。
同時に実行できる最大ネットワークセッション数受信接続を拒否する前に HTTP サーバーが処理する最大ネットワーク接続数を指定します。デフォルト値は 2000 です。
5 文書を保存し、閉じます。

6 変更が終われば、コンソールから次のコマンドを入力して設定オプションを更新します。


関連項目