フィールド | 設定 |
Macintosh 添付ファイルの変換 | Macintosh 添付ファイル用の形式。次のいずれかを選択します。
- [AppleDouble (base64 のみ)] - (デフォルト) 新しい Macintosh および PC メールプログラムを使用する受信者に Macintosh ファイルを送信するための標準 MIME エンコードを提供します。AppleDouble は、ファイルのデータフォークとリソースフォークを分割し、Base 64 で結果のデータを転送用にエンコードします。添付ファイルを受信した PC クライアントは、リソースフォークを破棄し、データフォークのみを使用します。
AppleDouble ヘッダーは、実際はリソースフォークであり、ファイルの元の Mac ファイル名が含まれています。AppleDouble データパートが認識可能な MIME タイプである場合、それを使用して変換されたメッセージの MIME パートにラベルを付けます。たとえば Microsoft Word の添付ファイルのデータ部分は application/msword と記述されます。MIME タイプを判別できない場合、その MIME パートに application/octet-stream とラベルを付けます。
- [BinHex4.0] - Macintosh 添付ファイルの MIME タイプに application/mac-binhex40 とラベルを付けて送信します。この方法は、MIME 対応メールプログラムを使用していない Macintosh ユーザーに Macintosh ファイルを送信するために使用します。BinHex をデコードできる Microsoft Windows メールプログラムはほとんどないため、この方法は、Windows を使用する受信者にファイルを送信する場合は使用しないでください。
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RFC822 フレーズパートの扱い | サーバーがアドレスヘッダーのフレーズを処理する方法を指定します。次のいずれかを選択します。
- [フレーズパートなし] - (デフォルト) アウトバウンドメールが送信側ユーザーの RFC 821 アドレスを表示します。ルーターは、受信者アドレスのユーザー定義フレーズを許可します。
- [識別名をフレーズパートとして使用] (フレーズにドメイン名を使用) - ルーターは、ユーザーの階層識別名から得られるフレーズパートを使用して RFC 822 スタイルのアドレスを作成します。たとえば、"John Jones/Sales/ACME" <JJones@acme.com> です。ルーターは、受信者アドレスのユーザー定義フレーズを許可します。
- [利用できる場合は、ユーザー名の別名を使用します。それ以外の場合は、識別名を使用します。] (別名またはドメイン名を使用) - ユーザー名の別名がそのユーザーのユーザー文書で指定されている場合、それをフレーズパートとして使用して RFC 822 スタイルのアドレスを作成します。それ以外の場合は、階層識別名を使用します。たとえば、"John Jones/Sales/ACME" <JJones@acme.com> です。ルーターは、受信者アドレスのユーザー定義フレーズを許可します。
- [フレーズパートを削除] - RFC 821 スタイルのアドレスのみを許可します。ルーターは、受信者アドレスのユーザー定義フレーズをストリップします。
- [フレーズとして CN を使用] - ユーザーの共通名から得られるフレーズパートを使用して RFC 822 スタイルのアドレスを作成します。たとえば、"John Jones" <JJones@acme.com> です。ルーターは、受信者アドレスのユーザー定義フレーズを許可します。
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インターネットメールサーバーのメール内の Lotus Notes 独自アイテムを常に送信 | Lotus Notes 独自アイテムは、RFC 2822 で定義された SMTP メッセージの標準ヘッダーフィールドのいずれにもマッピングされない、Lotus Notes リッチテキストメッセージのヘッダー項目です。独自アイテムを SMTP メッセージのヘッダーに追加するとき、Lotus Domino は接頭辞「x-Notes-item」をフィールド名に追加し、それが標準以外のフィールドであることを示します。
次のいずれかを選択します。
- [有効] - SMTP 転送や POP3 または IMAP クライアントによるダウンロードのために Lotus Notes リッチテキストメッセージを変換する場合、Lotus Domino は、メッセージ内のすべての Lotus Notes 独自アイテムをカスタム「x-Notes-item」ヘッダーに変換します。結果の「x-Notes-item」は元の Lotus Notes アイテムの属性 (データタイプ、値、サマリーフラグ、項目名など) を反映したパラメータを持つ構造化されたヘッダーです。一般的に Lotus Notes 独自アイテムはインターネットメールで使用されないため、独自アイテムを送信する特別な理由がない限り、このオプションを選択しないでください。
メモ [ヘッダーから削除された Notes アイテム] フィールドで指定された項目は変換されたメッセージのヘッダーから除外されます。
- [無効] - (デフォルト) SMTP 転送用に Lotus Notes リッチテキストメッセージを変換するときに、標準以外の Lotus Notes ヘッダー項目は削除されます。
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ヘッダーの次の Lotus Notes アイテムを常に送信 | アウトバウンド SMTP メッセージに RFC 2822 ヘッダーとして常に組み込まれる Lotus Notes ヘッダー項目をリストします。指定された各 Lotus Notes アイテムは有効な標準以外の RFC 2822 ヘッダー項目にマッピングされます。たとえば、Lotus Notes アイテム header-1 は RFC 2822 ヘッダー x-header-1 にマッピングされます。ヘッダー本文はその項目値の最初の 255 バイトで、必要に応じてテキストに変換されます。
このフィールドで指定された項目は、Lotus Notes 独自アイテムの送信が無効になっている場合でも送信されます。このフィールドは、指定されていない Lotus Notes 独自アイテムすべてのエクスポートを禁止し、特定の項目だけを送信する場合に使用します。
メモ このフィールドにリストされた項目が [ヘッダーから削除された Notes アイテム] フィールドにもリストされている場合、その項目は組み込まれません。 |
ヘッダーから削除された Lotus Notes アイテム | アウトバウンド SMTP メッセージの x-header から除外される Lotus Notes ヘッダー項目をリストします。 |
多言語メールの MIME への変換時 | 1 つのキャラクタセットグループで表せないテキストの内容を持つ Lotus Notes リッチテキストメッセージ (たとえば、フランス語 (西ヨーロッパ言語グループ) の部分とアラビア語の部分があるメッセージ) を変換するときに使用するキャラクタセットを指定します。次のいずれかを選択します。
- [Unicode (UTF8) で送信] - (デフォルト) すべてのテキストを Unicode キャラクタセットの 8 ビットエンコードに変換します。結果のメッセージを読むには、受信者のメールプログラムが Unicode をサポートしている必要があります。
- [良く表現できるキャラクタセットで送信] - Lotus Domino はメッセージ内の最も多くの文字に一致するキャラクタセットを選択します。メッセージがプレーンテキストで送信された場合、選択したキャラクタセットで表示できない文字は、代替文字 (通常は疑問符) に置換されます。メッセージが HTML として送信された場合、Unicode に対応したメールプログラムでは、メッセージをデコードする必要があります。これは、このようなメールプログラムでは、表示できない文字を Unicode 数値に置換するためです。
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キャラクタセット名の別名 | アウトバウンド SMTP 転送のために Lotus Notes リッチテキストメッセージを変換するときに使用される標準以外のキャラクタセット別名を指定します。たとえば、メッセージに「My-Character-Set」タグを付けて ISO-8859-1 で送信することができます。同様に設定されたメールクライアントしかアウトバウンドメッセージを認識しなくなるため、ここで別名を指定することは推奨しません。 |