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Lotus Domino ユーザーが DNS 逆検索を使用してインバウンド SMTP セッションを制御する方法
IBM(R) Lotus Domino(R) のインバウンドリレー制御、DNS ブラックリストフィルタ、およびインバウンド接続制御によって、メッセージの発信元に基づいてメールの許可と拒否が制御されます。これらの制御を適用する場合、Lotus Domino が接続ホストの IP アドレス、ホスト名、およびインターネットドメインを識別できなければなりません。

Lotus Domino は、この情報をIP スタックおよびドメインネームサービス (DNS) の 2 つのソースから取得します。ホストが Lotus Domino SMTP サービスへの接続を発信するとき、その接続ホストは IP アドレスを Lotus Domino Server が実行されているコンピュータの IP スタックに渡します。SMTP サービスは、その IP アドレスをこの IP スタックから直接読み取ります。

Lotus Domino がホスト名とドメイン情報を取得するには、ドメインネームサービス (DNS) にアクセスでき、接続ホストの PTR レコードを探し出すことができなければなりません。PTR レコードは、IP アドレスをホスト名に解決します。

PTR レコードを要求するために、Lotus Domino SMTP リスナーは DNS に逆検索を実行します。このクエリーから返されるホスト名から、Lotus Domino が接続ホストのドメイン名を解析し、このドメイン名をグローバルドメイン文書のローカルインターネットドメインのリストと比較します。グローバルドメイン文書の [ローカルの最初のインターネットドメイン] または [インターネットドメイン別名] フィールドにリストされたドメインのホストは、ローカルインターネットドメインの一部と見なされ、それ以外はすべて外部ホストと見なされます。

関連項目