LOTUS DOMINO と DB2


サーバーを有効化してリモート DB2 サーバーを使用する
リモート DB2 サーバーを含む IBM(R) Lotus Domino(R) 設定と IBM(R) DB2 Universal Database(R) Enterprise Server Edition 設定に新しいデータベースが作成されます。 新しいデータベースは次の形式になります。
上記の形式の場合、このようなデータベース名は、たとえば ADOMINO のようになります。

DB2 サーバーがリモートの場合、Lotus Domino Server がインストールされているコンピュータには、少なくとも DB2 Run-Time Client がインストールされている必要があります。

メモ さらに、ESE もインストールされている場合があります。

リモート設定の例次の例では、2 台のコンピュータが使用されます。


Lotus Domino Server を起動するユーザーの環境には、設定 DB2INSTANCE=db2inst2 が含まれている必要があります。

Lotus Domino Server は、トランザクションログを有効にして起動します。

サーバーの有効化中、Domino Administrator Client は、提供された情報を使用してコンピュータ A に DB2 ノードを作成します。
  • DB2 ノード名
nodeaa
  • ホスト名:
p5viper.notesdev.ibm.com
  • ポート番号/サービス名
50003.00
サーバーの起動時に、Domino Administrator Client に対して提供された情報を使用して、次の処理が行われます。


DB2 サーバー上に作成された DB2 データベースの名前は、ユーザーが入力したデータベース名の先頭に文字「A」が付加されたものです。上記と同じ例を使用すると、データベース名は ADOMINO となります。

Lotus Domino Server が使用する DB2 データベースを手動でカタログに入れるLotus Domino Server が db2node を使用して db2database に連絡することを確認するには、次の手順を実行します。
1 ノードをカタログに入れるには、次のように入力します。


2 (Lotus Domino Administrator Client) DB2 対応 Lotus Domino Server を再起動する前に、次の DB2 コマンドを実行します。
3 <データベース名> が Lotus Domino Server の NOTES.INI 設定 DB2DATABASE=databasename にあるデータベースをカタログに入れるには、次のように入力します。
DB2 対応 Lotus Domino Server を初めて起動すると、次の処理が行われます。
4 DB2 データベース ADOMINO が作成されたかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。
コンピュータ B の DB2INSTANCE db2inst5、つまり DB2 サーバーに、DB2 データベース ADOMINO が作成されたことを示す次の出力が表示されます。


DB2 データベース DOMINO がコンピュータ A の DB2INSTANCE db2inst2、つまり Lotus Domino Server でカタログに入れられたかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。
次のように表示されます。