IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook 6.5.x をアップグレードする
IBM(R) Lotus Domino(R) Access for Microsoft Outlook 6.5.x は、最新リリースにアップグレードすることができます。ただし、6.5.3 以前bのリリースからアップグレードした場合、アップグレード後も単一のデータディレクトリが使用され、複数のユーザーのプロファイルによって 1 つのディレクトリが共有されます。マルチユーザーインストール機能を利用して、各ユーザーがそれぞれ独自のデータディレクトリを持てるようにするには、最初に Lotus Domino Access 6.5.x をアンインストールする必要があります。アンインストールを実行する前に、既存の *.NSF ファイルと *.PST ファイルをバックアップしてください。

アップグレードを実行すると、アップグレードプロセスの最後に、プロファイルを作成するかどうかを確認する画面が表示されます。作成しない場合、[スタート] - [プログラム] - [IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook] ショートカットから [新規 MAPI プロファイルの作成] を選択すれば、今後いつでも新しいプロファイルを作成できます。

ユーザーは Outlook セットアップウィザードを使用して Lotus Domino Access プロファイルを作成することはできません。[スタート] メニューの [新規 MAPI プロファイルの作成] を使用する必要があります。

メモ 以降のバージョンの Outlook でプログラム修正を使用する場合、ユーザーのローカルメールファイルに存在する文書に対しては新しいプログラム修正が適用されないため、アップグレードを実行しないほうがいい場合があります。こうしたプログラム修正を使用するには、現在のバージョンの Lotus Domino Access をアンインストールし、Lotus Domino Access インストールディレクトリから .nsf ファイルと .pst ファイルを削除して、メールファイルのローカルコピーを削除します。この後に Lotus Domino Access を再インストールすると、最初の複製時にユーザーのメールファイルデータのローカルバージョンが再作成されます。

関連項目