トラブルシューティング


データベースレプリカにあるべき文書が完全にそろっていない
次の説明がどれもあてはまらないときは、複製履歴を削除します。IBM(R) Lotus Notes(R) Client の [ファイル] - [複製] - [履歴] ダイアログボックスを使用します。

レプリカのサイズが異なるあるレプリカに加えられた変更内容がまだ複製されていないときは、複製されるまでの間レプリカの内容が異なる場合があります。
複製元サーバーのアクセス権が不十分複製先レプリカの ACL にある複製元サーバーのアクセス権によって、複製先レプリカが複製元サーバーから受信できる情報が決まります。複製先レプリカの ACL では、必要に応じて複製元サーバーにより高いアクセス権を与えます。サーバーの Notes Log (LOG.NSF) に次のようなメッセージがあるときは、サーバーのアクセス権が不十分だということを表しています。


ログファイルの使用方法について詳しくは、「Lotus Domino Server の Notes Log (LOG.NSF)」を参照してください。

アクセスリストに複製先サーバーを追加していないアクセスリストを使うと、文書へのアクセスを ACL 内のユーザーかサーバーのサブセットだけに限定できます。このようなアクセスリストがあるときは、複製先サーバーを複製元サーバーのレプリカのアクセスリストに追加します。アクセスリストがロールを使ってアクセスを定義しているときは、複製先サーバーを複製元サーバーのレプリカのロールに追加します。
中間サーバーに十分なアクセス権がない複製元サーバーと複製先サーバーとの間で、中間サーバーを通して複製する場合があります。この場合は、中間サーバーが変更内容をすべて複製できるよう複製元サーバーと複製先サーバーのレプリカの ACL で中間サーバーに十分なアクセス権を与えるようにします。
複製設定が文書を選別している何らかの複製設定がフィルタのように動作して、文書や機能を選別しています。複製設定を調べます。
サーバーのディスク容量が不足しているデータベースの形式が Lotus Domino R4 かどうか、データベースの最大容量を超えているかどうかを調べます。Lotus Domino 管理者にディスク容量に関する問題を解決するように相談してください。必要に応じて、レプリカを別のサーバーに移動するか、サーバー上のデータベースを削除します。
古い文書が新しいレプリカに複製されないレプリカの作成時に [複製の設定] ダイアログボックスの [保存または編集された文書のみ複製] で指定した日付が、適当な日付よりも遅く設定されています。このオプションは、Lotus Notes Client の [ファイル] - [複製] - [設定] ダイアログボックスの [その他] パネルにあります。新しいレプリカを作成し、もっと早い日付を指定します。
関連項目