データベース管理


複製と保存の競合
複数のユーザーが、同時にデータベースの 1 つのコピーで同じ文書を編集したり、複製と複製の合間に別々のレプリカで同じ文書を編集する場合があります。この状況が発生すると、1 回の編集セッションの結果がメインの文書に保存され、その後で行われた編集セッションの結果が返答文書として保存されます。この返答文書にはタイトルで競合文書であることが示されます。Lotus Domino では、各文書編集セッションの日時を記録する [$Revisions] フィールドを使って、メインの文書にする文書と返答文書にする文書が判断されます。

複製の競合複数のユーザーが、複製と複製の合間に同じ文書を編集し、変更内容を別々のレプリカに保存すると、複製の競合が発生します。Lotus Domino で編集セッションが保存される方法は、次の規則によって決まります。


保存の競合複数のユーザーが同時に同じサーバーの同じ文書を開き、編集すると、別々のフィールドを編集した場合でも、保存の競合が発生します。この状況が発生すると、初めに保存された文書がメインの文書になります。2 番目の文書を保存しようとすると、ダイアログボックスにユーザーが競合文書を保存しようとしていることが表示され、保存すると、この文書は複製と保存の競合文書になります。
メモ ACL や設計を変更しても複製や保存の競合は発生しません。最後に行われた変更が必ず有効になります。

複製や保存の競合を防止する次の方法を使うと、複製や保存で競合を起きにくくするか、まったく起こらなくすることができます。最初の 4 つはデータベース設計者が実行する方法です。


詳しくは、「文書のロックの許可」を参照してください (『Lotus Domino Designer ヘルプ』をインストールしている場合)。または、www.lotus.com/ldd/docにアクセスして、『Lotus Domino Designer ヘルプ』をダウンロードするか表示します。
フォームの設計と LotusScript の使用について詳しくは、『Lotus Domino Designer ヘルプ』を参照してください。

最後の 3 つはシステム管理者かデータベース管理者が実行できる方法です。


関連項目