フィールド | 設定 |
名前の参照を 1 次ディレクトリのみに制限 | 次のいずれかを選択します。
- [有効] - ルーターは、サーバーの Lotus Domino ドメインの Domino ディレクトリでのみ名前とグループを参照できます。ルーターは、ディレクトリアシスタントまたはディレクトリカタログで使用できる他のディレクトリでは名前やグループを参照できません。
- [無効] - (デフォルト) ルーターは、サーバーからアクセスできるどのディレクトリでも名前とグループを参照できます。
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クラスタフェイルオーバー | 次のいずれかを選択します。
- [無効] - 受信者のサーバーが使用できない場合、ルーターが自動的にクラスタサーバーを介してメールを配信することはありません。
- [最終ホップのみ有効] - (デフォルト) ルーターは受信者のメールサーバー (配信パスの最後の中継点) が無効であることを検出すると、クラスタ化されたサーバーを探し、そのサーバーにメッセージを転送します。たとえば、Server1 が Jane Doe 宛てのメッセージを配信するとします。Jane Doe のメールファイルは Server3 にあります。Server3 は使用できないため、Server1 は Server3 への接続に失敗します。Server1 は Domino ディレクトリを調べて Server3 とクラスタ化されたサーバーがあるかどうかを確認します。Server2 は Server3 とクラスタ化されているので、Server1 のルーターは Server2 に接続しようとします。接続に成功すると、ルーターはメッセージを Server2 に転送します。
- [このドメインのすべての配信に有効] - ルーターは配信パスの中継サーバーが無効であることを検出すると、その中継点のサーバーとクラスタ化されたサーバーを探そうとします。ルーターが別のクラスタ化されたサーバーを見つけた場合は、そのサーバーにメッセージを転送します。たとえば、Server 1 のルーターがメッセージを HubA に転送しようとしたが HubA が使用できなかった場合は、ルーターは Domino ディレクトリで HubA とクラスタ化されたサーバーがあるかどうかを調べます。HubB は HubA とクラスタ化されているので、ルーターは HubB に接続しようとします。接続に成功すると、ルーターはメッセージを Server1 から HubB に転送し、HubB は引き続きメッセージを配信します。
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配信できないメールの保持 |
- [有効] - ルーターは、メッセージを転送または配信できない場合、送信エラーレポートを生成するのではなく、MAIL.BOX にメッセージを保持します。エラーが発生したメッセージを調べられるようにする場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、エラーが発生したメッセージにアクセスし、再送信、転送、または削除できます。
- [無効] - (デフォルト) ルーターはメッセージを送信できない場合に、送信エラーレポートを生成します。
メモ 配信不能メッセージを保持するように MAIL.BOX を設定した場合は、データベースに蓄積したメールを頻繁に確認してください。 |