インストール


Lotus Domino 導入の指針
IBM(R) Lotus Domino(R) と IBM(R) Lotus Notes(R) を初めてインストールする場合も、既存の Lotus Domino 環境に追加する場合も、計画の立案は極めて重要です。会社のニーズを見極めると同時に、既存のネットワークに Lotus Domino を統合する方法も計画する必要があります。計画の立案が完了したら、Lotus Domino Server と Lotus Domino Administrator のインストールと設定、および Lotus Domino 環境の構築に着手できます。次に、Lotus Domino を導入するプロセスを実行順に列挙します。

1 社内におけるサーバーのニーズを判断します。LAN、WAN、各サーバーの機能を考慮に入れて、各サーバーを配置する場所を決定します。

2 組織名と組織単位名を含む階層名体系を作成します。

3 複数の Lotus Domino ドメインが必要かどうかを判断します。

4 サーバー名の形式がサーバーのネットワーク名からアドレスへの名前解決に及ぼす影響について理解します。DNS レコードがサーバー名に対して正しい形式であることを確認します。

5 どのサーバーサービスを有効にするかを決定します。

6 サーバーベースの Lotus Domino 認証機関、Lotus Domino 5 認証機関、サードパーティの認証機関のうち、どの認証機関を使用するかを決定します。

7 最初の Lotus Domino Server をインストールおよび設定します。

8 システム管理者のマシンに Lotus Domino Administrator をインストールおよび設定します。

9 ネットワーク関連のサーバー設定を行います。

10 Lotus Domino Server でインターネットサービスを提供する場合、インターネットサイト文書を設定します。インターネットサービスでは、インターネットサイト文書が必要とされる場面があります。

11 システム管理プリファレンスを指定します。

12 階層名体系をサポートするために、認証者 ID を追加します。

13 認証者 ID の復旧情報を設定します。

14 認証者 ID の復旧情報にシステム管理者の ID を追加し、必要であれば他の管理者に認証者 ID を配布します。

15 サーバーを追加登録します。

16 最初のサーバーの設定時に実行しなかった場合、すべての管理者の Domino ディレクトリにグループを作成し、最初のサーバー上で、このグループにすべてのデータベースに対する [管理者] アクセス権を付与します。

17 追加のサーバーをインストールおよび設定します。

18 追加した各サーバーに対して、ネットワーク関連のサーバー設定を行います。

19 Lotus Domino 環境を構築します。

関連項目