システム管理ツール


システム管理要求の処理のスケジュールを設定する
サーバー文書の [Administration Process] セクションの各設定は、特定の種類の要求の実行時期を制御します。各サーバーでの要求の実行間隔と複製スケジュールの設定により、システム管理設定がドメイン全体で複製されるのに要する時間の長さが決まります。要求が実行されたら、ドメインの適切なデータベースに複製されるスピードは、ドメインのサーバーの複製スケジュールに依存します。必要に応じて、短時間の更新が必要な要求に対して、個別の複製イベントスケジュールを設定することもできます。

システム管理要求が実行されるデフォルトのスケジュールを調整するにはサーバー文書を編集します。システム管理要求が重要な場合は、要求を即座に強制的に実行します。

システム管理要求の処理を強制的に実行するサーバーコンソールコマンドの使用について詳しくは、「システム管理プロセス要求を管理する」を参照してください。

システム管理要求のスケジュールを設定するには 1 IBM(R) Lotus Domino(R) Administrator で [設定] タブをクリックします。
2 [サーバー] - [すべてのサーバー文書] を選択します。

3 サーバー文書を編集するサーバーを選択します。

4 [サーバータスク] - [Administration Process] タブをクリックします。

5 次のフィールドに必要な情報を設定し、[保存して閉じる] をクリックします。
フィールド設定
間隔名前変更、削除、再認証などの名前管理要求の処理間隔。デフォルトは 60 分です。
一日一回実行する時刻ユーザー文書の更新と [未読リストのユーザー名の変更] 要求を実行する時刻。デフォルトは 12 AM です。
オブジェクトストアを使用中のメールファイルのパージと削除の間隔共有メールを使用するメールファイルに対してオブジェクト収集タスクを実行する間隔の日数。デフォルトは 14 日です。
実行日データベースの作成者と読者フィールドを更新する曜日と、削除したユーザーの共有と個人設計要素の検索を実行する曜日。デフォルトは日曜日です。
実行時刻データベースの作成者と読者フィールドを更新する時刻と、削除したユーザーの共有と個人設計要素の検索を実行する時刻。デフォルトは 12 AM です。
メール関連の変更を更新する期限IBM(R) Lotus Notes(R) Client によってメール関連の変更が更新される期間の日数。デフォルトは 21 日です。有効な値は 7 以上、60 以下です。
変更なしのステータスが記録された時、Admin Process ログエントリを保存データベースを検索するたびに、システム管理プロセスログに「変更なし」のステータスエントリを記録して、システム管理要求がこのデータベースに変更を加えているか確認します。デフォルトは [いいえ] です。このフィールドを [いいえ] に設定すると、システム管理要求データベースのサイズが大幅に縮小される場合があります。

システム管理要求データベースのサイズの変更について詳しくは、「システム管理要求データベースのサイズを制御する」を参照してください。

Admin Process の停止時刻(省略可能) システム管理プロセスが要求の処理を停止する時刻。サーバーリソースを保持するには、コンピュータの使用状況がピークになる時間帯にシステム管理プロセスを停止します。

システム管理プロセスの停止について詳しくは、「システム管理要求の処理を停止する」を参照してください。

Admin Process の再開時刻(省略可能) システム管理プロセスが要求の処理を再開する時刻。サーバーリソースを保持するには、コンピュータの使用状況がピークを過ぎた時間帯にシステム管理プロセスを再起動します。システム管理プロセスの停止について詳しくは、「システム管理要求の処理を停止する」を参照してください。
関連項目