サーバー設定文書 - [ルーター/SMTP] - [制限と制御] - [ルール] タブ
ルールの作成、編集、削除、優先順位付け、有効化、および無効化を行います。

新しいメールルールを作成するには 1 [新規ルール] をクリックします。
2 [新規ルール] ダイアログボックスの [条件を指定] セクションで、特定のメッセージにルールを適用するかどうかを判別するためにサーバーが使用する基準を設定します。ルールの条件には、次の要素を含めることができます。
条件の要素説明
メッセージ中のアイテムルールを適用するかどうかを評価するときに、ルーターが調べる IBM(R) Lotus Notes(R) メッセージ項目を指定します。次のいずれかを選択します。

    [送信者]、[件名]、[本文]、[重要度]、[優先順位]、[宛先]、[cc]、[bcc]、[To または CC]、[メールの本文]、[インターネットドメイン]、[サイズ] (バイト単位)、[すべての文書]、[ファイル名]、[添付ファイル数]、[フォーム]、[受信者数]、[受信者]

メモ MAIL.BOX に保管されたすべてのメッセージに適用されるルールを作成するには、[すべての文書] を選択します。
論理演算子または修飾子ルーターが対象フィールドの内容を評価する方法を指定します。次のいずれかを選択します。
  • [次を含む時] (テキストフィールド値の場合)
  • [次を含まない時] (テキストフィールド値の場合)
  • [次と一致する時]
  • [次と一致しない時]
  • [次より小さい時] (数値フィールド値の場合)
  • [次より大きい時] (数値フィールド値の場合)
たとえば、メッセージ項目の [添付ファイル名] を選択した場合、修飾子 [次と一致する時] を選択すると、指定した名前に完全に一致する名前の添付ファイルがあるすべてのメッセージに適用されるルールが定義されます。
チェックするフィールド対象のメッセージ項目で検索する内容を指定します。

たとえば、対象メッセージ項目の [添付ファイル名] を選択し、修飾子 [次を含む時] を選択した場合、「.VBS」と入力すると、文字列「.VBS」を含む名前 (LOVE-LETTER.VBS、CLICK-THIS.VBS.TXT、MY.VBS.CARD.EXE など) の添付ファイルが付いたすべてのメッセージに適用されるルールが作成されます。

メモ ユーザー名に一致する名前を定義する場合、正規の形式を指定します。例、UserName/Sales/East

  • テキストフィールドでは、* (アスタリスク) などのワイルドカード値はサポートされていません。対象フィールドにそのような検索文字列を指定するには、[次を含む時] 演算子を使用し、それに付随するテキストフィールドに検索文字列を入力します。たとえば、前の例のように、名前に .VBS という文字列を含む添付ファイルを検索するには、「ファイル名は *.VBS と一致する」ではなく、「ファイル名は .VBS を含む」という条件を作成します。
  • 検索文字列のテキストは大文字と小文字を区別しません。
  • 数値を指定するときは、必ず、文字ではなく数字を入力してください。つまり、「two」ではなく「2」と入力します。
3 [追加] をクリックします。

4 (省略可能) 次の手順で条件を変更します。

5 [アクションを指定] セクションで、条件ステートメントに一致するメッセージが着信したときに実行するアクションを指定し、[アクションの追加] をクリックします。ルールごとに指定できるアクションは 1 つだけです。 6 ルールを保存して直ちに有効にするには、[OK] をクリックします。
7 (省略可能) いくつかのルールを作成した後、それらの位置を変更して相対的な優先度を指定できます。各ルールは、リストの上から順に実行されます。ルールの位置を変更するには、ルールを選択して [上へ] または [下へ] をクリックします。セキュリティに関連するルールをリストの上位に配置すると、それらのルールが他のルールよりも先に処理されます。

8 [保存して閉じる] をクリックします。

9 変更内容が有効になるのは、次にルーターの設定を更新した後です。新しい設定を直ちに有効にするには、配信設定を再ロードします