グローバルドメイン文書 - [基本] タブ
フィールド説明
ドメインタイプ[グローバルドメイン] を選びます。
グローバルドメイン名グローバルドメインを示す語句。IBM(R) Lotus Domino(R) ではメールアドレスにグローバルドメイン名は使用されないので、名前に組織情報が含まれていなくてもかまいません。ただし、Domino ディレクトリの既存のドメイン文書や接続文書の名前と一致しない、固有の名前を付けてください。

グローバルドメインが SMTP MTA を使用して SMTP メールを送信する場合、このフィールドには SMTP MTA サーバーのサーバー文書 ([MTA] タブ - [グローバルドメイン名:] フィールド) で指定したグローバルドメインの名前と一致する名前を入力する必要があります。名前が一致していない場合、SMTP MTA はロードに失敗し、サーバーコンソールに次のメッセージが表示されます。


    Unable to get Global domain in the Name and Address book
グローバルドメインロールグローバルドメイン文書の目的を指定します。次のいずれかを選択します。
  • [R5 インターネットドメイン、または R4.x SMTP MTA] - この文書の情報によって、R5 以上を実行する Lotus Domino SMTP サーバーまたは SMTP MTA を実行する Lotus Domino Server の動作を制御します。
  • [X.400 MTA] - この文書の情報によって、X.400 MTA を実行する Lotus Domino Server の動作を制御します。
デフォルトのグローバルドメインとして使用 (HTTP 以外のインターネットプロトコルで使用)複数のグローバルドメイン文書がある Domino ディレクトリで、現在の文書をデフォルトの文書として指定する場合にこのフィールドを選択します。1 つの Domino ディレクトリでデフォルトのグローバルドメイン文書として使用できる文書は 1 つだけです。

このグローバルドメイン文書をデフォルトの文書として指定すると、この Lotus Domino ドメインのサーバーは、その設定を使用して、送信者のインターネットアドレスがないアウトバウンド SMTP メッセージに関するアドレスの参照や作成を制御します。ディレクトリ内のほかのグローバルドメイン文書のアドレス変換設定は無視されます。

複数のグローバルドメイン文書がある Domino ディレクトリでは、デフォルトの文書を指定しなかった場合、アルファベット順で最後にリストされているグローバルドメイン文書のアドレス作成ルールが使用されます。ただし、この場合、アウトバウンド送信者のインターネットアドレスを作成するときに、このグローバルドメイン文書で定義されているプライマリインターネットドメインは使用されません。代わりに、サーバーのサーバー文書の [基本] タブの [完全なインターネットホスト名:] フィールドに入力されているドメインの接尾辞を使用してアドレスが作成されます。

メモ サーバーに適用されるサーバー設定文書でアドレス参照が有効になっている場合、デフォルトのグローバルドメイン文書のアドレス参照設定は無視されます。

デフォルトのグローバルドメイン文書を指定する意味について詳しくは、『Lotus Domino システム管理』を参照してください。