ディレクトリサービス


ディレクトリアシスタント文書で Domino ディレクトリまたは拡張ディレクトリカタログのローカルレプリカを指定するためのショートカット
IBM(R) Lotus Domino(R) ディレクトリまたは拡張ディレクトリカタログのディレクトリアシスタント文書にある [レプリカ] タブで、[サーバー名] フィールドにアスタリスク (*) を入力すると、ディレクトリアシスタントは最初にローカルサーバーでディレクトリのレプリカを探します。この機能は、複数のサーバーがディレクトリアシスタントを使用して、同じファイル名を持つ、ディレクトリのローカルレプリカを検索する環境で有用です。同じファイル名を持つ、ディレクトリのローカルレプリカがあるすべてのサーバーを指定する場合は、[サーバー名] フィールドで各サーバーを 1 つずつ指定する代わりにアスタリスクを使用します。

たとえば、ディレクトリアシスタントに対して設定された ACMEWEST.NSF ディレクトリのローカルレプリカをサーバー A、B、C、D がそれぞれ格納している場合は、ACMEWEST.NSF のディレクトリアシスタント文書で次のようにアスタリスクを使用して、1 組の [サーバー名]/[ディレクトリ名] のエントリのみを指定します。
サーバー名ディレクトリファイル名
*ACMEWEST.NSF
アスタリスクを入力しない場合は、次のように [サーバー名]/[ディレクトリファイル名] のエントリを 4 組指定する必要があります。
サーバー名ディレクトリファイル名
サーバー AACMEWEST.NSF
サーバー BACMEWEST.NSF
サーバー CACMEWEST.NSF
サーバー DACMEWEST.NSF
ディレクトリアシスタントは使用するが、ディレクトリのローカルレプリカを持たないサーバーがある場合は、ディレクトリアシスタント文書で、それらのサーバーが使用する [サーバー名]/[ディレクトリファイル名] のエントリを最低 1 組、明示的に追加します。ディレクトリアシスタントフェイルオーバー方式を使用する場合は、ローカルレプリカを持つサーバーが使用する [サーバー名]/[ディレクトリファイル名] のエントリを最低 1 組、レプリカが使用不能になった場合の代替として明示的に指定します。

関連項目