スケジュールマネージャの Tell コマンド
次の表では、スケジュールマネージャで使用できる、追加の Tell コマンドを説明します。
コマンド説明
Tell Sched Stats[空き時間情報] データベースにある予約と予定の合計を表示します。
Tell Sched Show username指定ユーザーのスケジュールをサーバーコンソールに表示します。このコマンドは、空き時間情報データの問題を調査する場合に使用します。
Tell Sched Validateサーバー上にある [空き時間情報] データベースをただちに有効にします。

データベースはデフォルトで午前 2 時に自動的に有効になりますが、このコマンドを使用すると、データベースをただちに有効にできます。強制的に有効にするには、スケジュールマネージャをいったん終了してから再起動する方法もあります。

データベースを有効にするには、時間がかかります。このコマンドを実行するには、実行するすべてのサーバーで、メールファイルの削除と追加を行い、サーバー上の [空き時間情報] データベースから以前の空き時間情報が削除され、新しい空き時間情報が追加されたことを確認してください。

新規ユーザーを追加した場合、このコマンドを実行しないでください。システム管理プロセスにより、Domino ディレクトリにユーザーのユーザー文書が作成されてから、ユーザーのメールサーバー上にそれぞれのメールファイルが作成されます。スケジュールマネージャはデータベースの作成を監視し、新規ユーザーのメールファイルを自動的に取り込みます。

Tell Sched Validate username特定のユーザーの情報を確認します。

このコマンドは、サーバーのデータベースに登録されているすべてのユーザーではなく、個別のユーザーを対象とするため、Tell Sched Validate より短時間で実行できます。

Tell Sched Quitサーバーで実行しているスケジュールマネージャのタスクを停止します。
関連項目