ディレクトリサービス


クライアントが LDAP サービスを使用するように設定する
IBM(R) Lotus Notes(R) Client 以外のクライアントでも、Lotus Notes Client でも、特定のサーバーで実行されている LDAP サービスを使用するように設定できます。

Lotus Notes Client ではないクライアントが LDAP サービスを使用するように設定するインターネットクライアントが LDAP サービスに接続するように設定するには、そのクライアントについて次の情報を指定します。


詳しくは、使用するクライアントのマニュアルを参照してください。

Lotus Notes Client が LDAP サービスを使用するように設定する特定の Lotus Domino Server で実行されている LDAP サービスに Lotus Notes Client が接続するように設定するには、Lotus Notes Client の個人アドレス帳にその LDAP サービス用の LDAP アカウントを作成します。LDAP アカウントの設定を自動化するには、デスクトップポリシー設定文書を使用します。アカウントの設定を自動化しない場合は、ユーザーまたは管理者がアカウントを手動で作成する必要があります。
アカウントについて詳しくは、『Lotus Notes 6 ヘルプ』を参照してください。

メモ Lotus Domino R5 で LDAP アカウントの自動設定に使用されたユーザーセットアッププロフィールは、IBM Lotus Domino R5 以降のすべてのリリースで機能します。

デスクトップポリシー設定文書を使用して、Lotus Notes Client 上での LDAP サービス用 LDAP アカウントの設定を自動化するには、次の手順を実行します。

1 ポリシーとポリシーの設定方法について理解しておく必要があります。

2 まだ作成していない場合は、LDAP アカウント設定の自動化に使用するデスクトップポリシー設定文書を作成します。

3 LDAP アカウント設定の自動化に使用するデスクトップポリシー設定文書を開きます。

4 [アカウント] タブをクリックし、次のフィールドに必要な情報を設定します。
フィールド設定
親ポリシーからデフォルトアカウント設定を継承するデフォルトのアカウント設定を親から引き継ぎます。
子ポリシーでデフォルトアカウント設定を強制子のデフォルトのアカウント設定を適用します。
アカウント名この LDAP サービス用アカウントの記述名。クライアントが検索できるディレクトリのリストでは、この名前がユーザーに対して表示されます。別のインターネットサービス用アカウントなど、複数のアカウントを指定する場合は、アカウント名をカンマ (,) で区切ります。
サーバーアドレスLDAP サービスを実行しているサーバーのホスト名 (たとえば、ldap.acme.com)
プロトコルLDAP
SSL 接続の使用SSL を使用する場合は 1、使用しない場合は 0
5 [保存して閉じる] をクリックします。

LDAP クライアントの認証LDAP サービスで LDAP クライアントを認証するには、以下のいずれかのディレクトリでクライアントの識別名とパスワード/証明書を参照します。


LDAP サービスを実行しているサーバーの 1 次 Domino ディレクトリは、クライアント認証用として自動的に信頼されています。それ以外のディレクトリは、クライアント認証用として明示的に信頼する必要があります。

関連項目