モニタリング


Lotus Domino SNMP Agent のトラブルシューティング
サーバータスクのチェックエージェント機能が動作しない場合は、まず、QuerySet Handler および Event Interceptor サーバーアドインタスクが実行されているかどうかを、IBM(R) Lotus Domino(R) のコンソールから Show Tasks コマンドを使用して確認します。権限があれば、この確認をリモートで行うことができます。いずれのタスクも実行されていない場合、SNMP Agent はサーバーが停止しているとレポートします。
SNMP 管理ステーションによる MIB 値のチェックどのコンポーネントが起動および動作しているかを調べるために、MIB をリモートから検索します。MIB 変数の SNMP アーキテクチャには、次の 3 つのコンポーネントがあります。
それぞれが MIB 要求に応答できます。どのコンポーネントが応答しているかを調べるには、それらを同時にテストすることも、順次テストすることも可能です。コミュニティ名は、使用する Master SNMP Agent に設定されているものを使用します。

テストは次のように行います。


他の変数が正常で QuerySet Handler が応答していない場合は、Lotus Domino コンソールから Show Tasks コマンドを使用して、タスクが実行されているかどうかを確認します。権限があれば、このテストをリモートから実行できます。または、Domino ディレクトリなどのデータベースを開き、IBM(R) Lotus Notes(R) Client を使用して、サーバーが動作しているかどうかを確認できます。

注意 Lotus Domino SNMP Agent は、30 秒間隔で、QuerySet Handler が応答しているかどうかをテストします。このテストが失敗すると、「Lotus Domino Server pulse has failed.」という警告トラップが表示されます。通常、サーバーに対して負荷がかかり過ぎている場合にこの問題が発生します。ただし、この状況が 5 サイクル続くと、重大トラップ「Lotus Domino Server is not responding.」が表示されます。これは、サーバーがクラッシュまたはハングアップした可能性があることを示します。いずれの場合も、発生している間は、Lotus Domino MIB を検索することができません。パルスが返ってくるようになると、サーバーパルスが回復したという、キャンセルトラップメッセージが表示されます。