WEB サーバー
メッセージページを作成するには、各種メッセージに対応するフォームを作成し、IBM(R) Lotus Domino(R) Web サーバー設定データベース (DOMCFG.NSF) にマッピング文書を作成して、表示するフォームを指定します。メッセージページはどのデータベースに格納することもできますが、その格納先としては DOMCFG.NSF がよく使われます。
次の場合に表示されるメッセージをカスタマイズできます。
メモ データベースファイルではないファイルにアクセスしたときのエラーについては、エラーメッセージは生成されません。カスタムのエラーメッセージは、.NSF ファイルにアクセスしたときに生じたエラーにのみ適用されます。
セッションベースの名前やパスワード認証を有効にした場合は、ユーザーの名前やパスワードの入力を求めるように指定する HTML ページが表示されます。セッションベースの名前やパスワード認証が有効でない場合は、サーバーの認証時またはデータベースへのアクセス時にカスタマイズされたエラーメッセージは使用されません。
データベースの設計者は、Lotus Domino Server に置かれている個々のデータベースについてカスタムエラーメッセージを作成する機能を利用できます。これらのカスタムエラーメッセージはデータベース自体に格納され、特定のデータベースへのアクセスでエラーが発生した場合にのみ生成されます。
フォームを作成する方法や、サーバー上の特定のデータベースに関して Web サーバーのメッセージをカスタマイズする方法については、『IBM(R) Lotus Domino(R) Designer ヘルプ』を参照してください。セッションベースの名前とパスワードによる認証については、「Web クライアントのセッションベースの名前とパスワードによる認証」を参照してください。インターネットパスワードの変更について詳しくは、「インターネットパスワードの管理」を参照してください。
次の例では、メッセージ用のフォームがデータベース ANYDB.NSF にあり、ユーザーによりエラーが発生したときにそのフォームが表示されるようすを示します。
ユーザーは Lotus Domino Web サーバー設定データベース (DOMCFG.NSF) と Any データベース (ANYDB.NSF) に対して [読者] のアクセス権が必要です。
サーバー全体、特定の Web サイト、または特定のデータベースに適用されるカスタムなエラーページを作成できます。特定のデータベースでカスタムなエラーページを設定すると、それはサーバー全体のカスタムなエラーメッセージや Web サイトに固有なカスタムなエラーページより優先されます。Web サイトに固有なカスタムなエラーページを設定すると、それはサーバー全体のカスタムなエラーメッセージより優先されます。
カスタムな Web サーバーのメッセージを作成する次の操作を実行します。 1 Lotus Domino Web サーバー設定データベースを作成する
2 Web サーバーのメッセージをカスタマイズする
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関連項目