モニタリング
DDM は次の機能を備えています。
複数のサーバーやドメイン間で情報を収集し、報告するために、DDM では他のサーバーから情報を収集するサーバーと、情報を収集する対象のノードサーバーから構成される収集階層を使用します。すべてのイベント情報は、ユーザーが参照できる Lotus Domino ドメインに保存され、集約されます。ユーザーは収集階層を指定します。つまり、どのサーバーが収集サーバーになり、どのサーバーがノードサーバーになるか指定します。収集階層を、収集サーバーが他の収集サーバーから収集する多層構造にできますが、DDM の動作には必要ありません。DDM 調査の場合と同様に、収集階層は、統計 & イベントデータベース (EVENTS4.NSF) の設定ユーザーインターフェースを使って簡単に作成、変更できます。
拡張イベントとシンプルイベント収集サーバーは、拡張イベントとシンプルイベントという 2 つのクラスのイベント情報を収集します。イベントを開くと、イベント文書の右上に [クラスのタイプ] フィールドがあり、そこにシンプルイベントか、拡張イベントか表示されます。拡張イベントは、DDM 調査文書により生成されたイベント、Lotus Domino イベントジェネレータにより生成されたイベント、DDM イベントレポートに表示される特定の対象情報があるその他のイベントです。ターゲット情報には、サーバー、データベース、エージェントまたはユーザー指定のターゲットがあります。シンプルイベントは特定のターゲット情報に関連していない、または特定のターゲット情報を含んでいないイベントです。たとえば、Lotus Domino Server コンソールに報告されるほとんどのイベントは、シンプルイベントです。 メモ Domino ディレクトリの設計が Lotus Domino 7 以降にアップグレードされていない場合は、調査の作成または管理の際に表示されるサーバーに、ドメイン内にある Lotus Domino 7 より前のサーバーが含まれていることがあります。調査の設定時または管理時には、必ず Lotus Domino 7 以降のサーバーを指定してください。
調査について詳しくは、「DDM 調査」を参照してください。DDM サーバー収集階層について詳しくは、「DDM サーバー収集階層」を参照してください。
関連項目