MAIL


各国言語に対してフォントとメッセージオプションを設定する
1 つの IBM(R) Lotus Domino(R) SMTP サーバーで、2 バイト文字セットを含め、すべての言語グループやキャラクタセットのインバウンドメッセージとアウトバウンドメッセージを処理することができます。たとえば、中国語 (簡体字) などのキャラクタセットグループごとに、そのキャラクタセットグループのメッセージの IBM(R) Lotus Notes(R) リッチテキスト形式から MIME へ変換する方法と、その逆の変換方法を制御するデフォルトの設定があります。そのデフォルト設定を変更し、特定の言語に対して変換をカスタマイズできます。

インバウンド設定では、特定のキャラクタセットタグを使用して MIME メッセージのテキストを Lotus Notes で表示する方法を制御するフォントオプションを指定します。アウトバウンド設定は、キャラクタセットタグとエンコードを決定し、Lotus Notes リッチテキストメッセージを MIME に変換するときに適用します。

1 設定するサーバーのサーバー設定文書がすでに存在することを確認します。

2 Lotus Domino Administrator で、[設定] タブをクリックし、[メッセージング] セクションを展開します。

3 [設定] をクリックします。

4 メールサーバーか管理する必要があるサーバーのサーバー設定文書を選択し、[サーバー設定の編集] をクリックします。

5 [基本] タブをクリックします。すでに選択されていない場合、[この文書の MIME 言語設定] フィールドを選択します。

6 [MIME] - [キャラクタセット] タブをクリックします。

7 次のフィールドに必要な情報を設定し、[保存して閉じる] をクリックします。
フィールド設定
下のアウトバウンドメールオプションで、すべての可能性を選択 (上級ユーザー)オフ (デフォルト) にすると、Lotus Domino の [アウトバウンドメールオプション] は、[キャラクタセットグループ別の MIME 設定] フィールドに指定された言語グループの標準キャラクタセットとエンコード方法を使用するように設定されます。[キャラクタセット] フィールドのオプションは、その言語グループの標準キャラクタセットに制限されます。

このチェックボックスをオンにすると、どの言語グループでもメッセージのヘッダーと本文に標準以外のキャラクタセット選択項目の使用が可能になります。

キャラクタセットグループ別の MIME 設定ドロップダウンリストをクリックして設定する言語グループを選択します。デフォルト設定を受け入れることも、1 つ以上の言語グループに対して特定の設定を行うこともできます。

文書を保存して閉じるときに表示される言語グループは、Lotus Domino が設定を保存する唯一のものではありません。サーバー設定文書を保存した後、変更した各言語グループの設定が Lotus Domino によって保持されます。


インバウンドメッセージのキャラクタセットオプションを設定するには 1 Lotus Domino Administrator で、[設定] タブをクリックし、[メッセージング] セクションを展開します。
2 [設定] をクリックします。

3 メールサーバーか管理する必要があるサーバーのサーバー設定文書を選択し、[サーバー設定の編集] をクリックします。

4 [MIME] - [キャラクタセット] タブをクリックします。

5 [インバウンドメールオプション] - [フォントオプション] セクションで、次のフィールドに必要な情報を設定し、[保存して閉じる] をクリックします。
フィールド設定
HTML プロポーショナルインバウンド SMTP メッセージのプロポーショナルタイプに使用されるフォント。

(デフォルト = Default Serif)

HTML 固定ピッチインバウンド SMTP メッセージの固定ピッチタイプに使用されるフォント。

(デフォルト = Default Monospace)

HTML サイズインバウンド SMTP メッセージの HTML テキストに使用されるフォントサイズ。

(デフォルト = 12)

プレーンテキストインバウンド SMTP メッセージのプレーンテキストに使用されるフォント。

(デフォルト = Default Monospace)

プレーンテキストサイズインバウンド SMTP メッセージのプレーンテキストに使用されるフォントサイズ。

(デフォルト = 10)


6 変更内容が有効になるのは、次にルーターの設定を更新した後です。新しい設定を直ちに有効にするには、配信設定を再ロードします

アウトバウンドメッセージのキャラクタセットオプションを設定するにはアウトバウンドメッセージのヘッダーと本文に対してキャラクタセットとエンコードタイプを指定できます。選択した設定は、添付ファ
イルには影響しません。言語 (または地域) ごとにデフォルトのキャラクタセットがあります。たとえば、西ヨーロッパ言語の場合は、デフォルトキャラクタセットは ISO-8859-1 ですが、他のラテンキャラクタセットも使用できます。アウトバウンド SMTP メッセージのヘッダーと本文に使用する特定のキャラクタセットとエンコードを指定できます。一般に、アウトバウンドメッセージのヘッダーと本文に対して同じキャラクタセットを使用します。ただし、韓国語などのキャラクタセットグループでは、通常、ヘッダーと本文に異なるキャラクタセットを使用するため、これらの言語の場合はデフォルトで、ヘッダー用キャラクタセットと本文用キャラクタセットは異なります。

キャラクタセットグループと、グループでメッセージのヘッダーと本文に使用されるデフォルトのキャラクタセットの一覧については、「Lotus Notes と Lotus Domino でサポートされる言語コード」を参照してください。

1 Lotus Domino Administrator で、[設定] タブをクリックし、[メッセージング] セクションを展開します。

2 [設定] をクリックします。

3 メールサーバーか管理する必要があるサーバーのサーバー設定文書を選択し、[サーバー設定の編集] をクリックします。

4 [基本] タブをクリックし、[この文書の MIME 設定] を選択します。

5 [MIME] - [キャラクタセット] タブをクリックします。

6 [アウトバウンドメールオプション] セクションで、次のフィールドに必要な情報を設定し、[保存して閉じる] をクリックします。
フィールド設定内容
ヘッダー - キャラクタセットメッセージヘッダーの表示に使用するキャラクタセット。デフォルトのエントリは、[キャラクタセットグループ別の MIME 設定] フィールドで現在選択されているキャラクタセット言語グループによって異なります。多くの場合、デフォルトエントリは、この言語グループのヘッダーを表示するのに最適のキャラクタセットです。
本文 - キャラクタセットメッセージ本文の表示に使用するキャラクタセット。デフォルトのエントリは、[キャラクタセットグループ別の MIME 設定] フィールドで現在選択されているキャラクタセット言語グループによって異なります。多くの場合、デフォルトエントリは、この言語グループの本文を表示するのに最適のキャラクタセットです。
ヘッダー - エンコードアウトバウンドヘッダー用のエンコード方法。デフォルトのエントリは、[キャラクタセットグループ別の MIME 設定] フィールドで現在選択されているキャラクタセット言語グループによって異なります。ほとんどの場合、この言語グループのヘッダーをエンコードするのに最適なキャラクタセットがデフォルトエントリとして設定されています。

次のいずれかを選択します。

  • Base64
  • Quoted Printable
  • なし
本文 - エンコードアウトバウンド本文用のエンコード方法。デフォルトのエントリは、[キャラクタセットグループ別の MIME 設定] フィールドで現在選択されているキャラクタセット言語グループによって異なります。多くの場合、デフォルトエントリは、この言語グループの本文をエンコードするのに最適の方法です。

次のいずれかを選択します。

  • Base64
  • Quoted Printable
  • なし
7 変更内容が有効になるのは、次にルーターの設定を更新した後です。新しい設定を直ちに有効にするには、配信設定を再ロードします

関連項目