クラスタ
メモ Server_Restricted 設定は複製に影響を与えません。サーバーが使用制限 (RESTRICTED) 状態の場合でも複製は実行されます。
Lotus Domino Administrator で操作する 1 [設定] タブをクリックします。 2 タスクペインで [サーバー] を展開し、[設定] をクリックします。
3 次のいずれかを実行します。
5 [パラメータの設定/編集] をクリックします。
6 [アイテム] フィールドで SERVER_RESTRICTED を選択、または入力します。
7 [値:] フィールドに 0、1、または 2 を入力します。これらの数値の意味は、次のとおりです。
1 - サーバーは現在のサーバーセッションのみで使用制限 (RESTRICTED) 状態になります。サーバーを再起動すると設定はクリアされます。
2 - 再起動した後でもサーバーは使用制限 (RESTRICTED) 状態になります。
9 [保存して閉じる] をクリックします。
Web サーバー管理クライアントで操作する 1 [設定] タブをクリックします。 2 タスクペインで [サーバー] を展開し、[設定] をクリックします。
6 [有効パラメータ] ボックスで SERVER_RESTRICTED をクリックし、[追加] をクリックします。
サーバーコンソールで操作するサーバーコンソールから次の IBM(R) Lotus Domino(R) コマンドを送信します。 set config server_restricted=n
n は 1、2、3 のいずれかで、次の処理を指定する数字です。
クラスタサーバーを別のサーバーに置き換えるクラスタサーバーを別のサーバーに置き換える場合は、次の操作を行います。 1 新しいサーバーに Lotus Domino を設定します。
2 そのサーバーを使用制限 (RESTRICTED) 状態にして、クラスタ内でアクティブになるまで、ユーザーがそのサーバーにはアクセスできないようにします。
3 新しいサーバーで必要なレプリカを作成します。
4 新しいサーバーをクラスタに追加します。
5 新しいサーバーがクラスタ内でアクティブになった後で、そのサーバーの使用制限を解除して、以前のサーバーを使用制限 (RESTRICTED) 状態にします。
メモ どの Lotus Domino Server に対しても Server_Restricted 設定が使用できます。この設定はクラスタに限定されていません。
フェイルオーバーを管理するその他の方法サーバーを使用制限 (RESTRICTED) 状態かビジー (BUSY) 状態に設定した後に再度オンライン状態に戻し、そのサーバーをユーザーのフェイルオーバー先にする場合には、ユーザーがそれまでフェイルオーバーしてきたサーバーを使用制限 (RESTRICTED) 状態かビジー (BUSY) 状態にすることができます。 サーバーを別のサーバーのバックアップとして設定することもできます。この場合、バックアップとして使用するサーバーの可用性限界値を 100 に設定して、そのサーバーが常にビジーになるようにします。これは使用制限 (RESTRICTED) 状態に似ています。ただし、ビジー (BUSY) 状態のサーバーは、他のレプリカがすべて使用できない場合には、新規のオープン要求を受け入れますが、使用制限 (RESTRICTED) 状態のサーバーは、要求を一切受け入れないという点が異なります。これによりバックアップサーバーは、一次サーバーが使用できなくなったときにのみデータベースを開く要求を受け入れることになります。