1 送信側サーバーと受信側サーバーが認証を共有しているか確認します。

1. IBM(R) Lotus Domino(R) Administrator で、[ユーザーとグループ] タブをクリックします。
2. ツールバーで [認証] - [ID のプロパティ] をクリックします。
3. 適切なサーバー ID ファイルを選択し、[開く] をクリックします。
4. [認証] をクリックしてサーバーが所有している認証を表示します。
5. もう一方のサーバーでも同じ手順を実行します。
6. 必要に応じて、サーバー ID の一方か両方を再認証します。

3 メールファイルが壊れていないか調べます。めったに起こりませんが、受信者のメールファイルが壊れてしまう場合もあります。次のどちらかの操作を行います。

• Fixup タスクを実行します。データベースの形式が Lotus Domino R5 以上でトランザクションログを使っていない場合や、データベースの形式が Lotus Domino R4 の場合は、この方法を使います。
• Fixup タスクに -J オプションを付けて実行します。データベースの形式が Lotus Domino R5 以上でトランザクションログを使っている場合はこの方法を使います。Lotus Domino R5 対応のバックアップユーティリティを使っている場合は、Fixup -J の終了後なるべく早いうちにデータベースの完全なバックアップを作成します。

Show Configuration Domain

ドメイン名のスペルが間違っていないか確認します。ドメイン設定を追加する場合や、ドメイン名のスペルを修正する場合には、コンソールで次のコマンドを入力します。

Set Configuration Domain = DomainName

DomainName にはメールサーバーの IBM(R) Lotus Notes(R) ドメイン名を指定します。

• Fixup タスクを実行します。データベースの形式が Lotus Domino R5 以上でトランザクションログを使っていない場合や、データベースの形式が Lotus Domino R4 の場合は、この方法を使います。
• Fixup タスクに -J オプションを付けて実行します。データベースの形式が Lotus Domino R5 以上でトランザクションログを使っている場合はこの方法を使います。Lotus Domino R5 対応のバックアップユーティリティを使っている場合は、Fixup -J の終了後なるべく早いうちにデータベースの完全なバックアップを作成します。
損傷を修復できない場合は、サーバーをシャットダウンし、MAIL.BOX の名前を BADMAIL.BOX などに変更します。次に、サーバーを再起動して、新しい MAIL.BOX ファイルを生成し、壊れていない文書をすべて BADMAIL.BOX から MAIL.BOX にコピーします。

関連項目

ユーザーが同じサーバーにメールファイルがあるユーザーからのメールさえ受信できない
メール配信のトラブルシューティング

用語集