LOTUS NOTES CLIENT のインストールと SMART UPGRADE


従来のサードパーティのインストーラーを作成および使用する
Lotus Notes をインストールした後、基礎となる Lotus Expeditor(R) プラットフォームを使用して、開発者、アセンブラー、デプロイヤーはカスタムフィーチャーとサードパーティフィーチャーを作成し、IBM(R) Lotus Notes(R) ランタイムにデプロイして新しいフィーチャーを追加できます。

Lotus Notes のインストール中、提供されている Lotus Notes インストールキットをカスタマイズして、新規のカスタムまたはサードパーティのフィーチャーを追加する方法について詳しくは、「インストールマニフェストを使用して Lotus Notes のインストールをカスタマイズする」を参照してください。

この手順では、Lotus Notes のインストールの準備でインストールマニフェストと更新サイトをカスタマイズする方法について説明します。また、この情報は、サードパーティのインストーラーを作成したり、カスタムまたはサードパーティのフィーチャーを既存の Lotus Notes ランタイムにインストールしたりするときに役立ちます。

インストールまたは更新時に、新しいフィーチャーに署名したり、信頼のプロビジョニングへの応答を設定したりする方法

について詳しくは、「インストールと更新用にカスタムまたはサードパーティのフィーチャーとプラグインに署名する」を参照してください。

前提と必要条件前提と必要条件は、次のとおりです。


プロセス概要この手順では、既存の Lotus Expeditor と Lotus Notes の文書を組み合わせてサードパーティインストーラーを作成する処理について説明します。各手順には、手順を完了するための方法に関するトピックへのリンクが 1 つ以上含まれています。
Lotus Expeditor と Lotus Notes 8 のコンテキスト内で従来のサードパーティインストーラーを作成してデプロイする手順の概要は、次のとおりです。

1 Lotus Expeditor 統合開発環境 (IDE) を使用して新規フィーチャーを作成します。


2 更新サイトの JAR ファイルに署名します。

3 deploy ディレクトリ (deploy\install.xml) にインストールマニフェストを作成します。

4 目的のシステムで、Lotus Notes 8 の <install_dir> \framework がある場所を確認します。たとえば、Lotus Notes 8 の <install_dir>\framework ディレクトリは、Programs and Files\IBM\Lotus\Notes\data\framework となります。

5 deploy ディレクトリに新しい PLUGIN_CUSTOMIZATION.INI ファイル (deploy\plugin_customization.ini) を作成します。


6 新しい PLUGIN_CUSTOMIZATION.INI ファイルを対象クライアントにインストール済みの PLUGIN_CUSTOMIZATION.INI とマージします。

7 Lotus Notes 8 を起動します。

8 インストールマニフェスト (deploy\install.xml) を処理し、対象システムの既存 Lotus Notes 8 ランタイムに新しいフィーチャーまたはフィーチャーセットをインストールします。このためには、rcplauncher ツールを使用するか、または新しいインストーラーをメディアキットにバンドルします。

以上の手順については、以下で説明します。必要に応じて、詳しい説明へのリンクも掲載しています。

9 フィーチャーを作成します (たとえば、Lotus(R) Expeditor 統合開発環境 (IDE) を使用します)。詳しくは、次の資料を参照してください。

10 更新サイトでフィーチャーやプラグインの内容を作成または確認します。Expeditor IDE を使用した場合は、features サブディレクトリ、plugins サブディレクトリ、および JAR ファイルが既に存在しています。

11 更新サイトで SITE.XML インデックスを作成または確認します。Expeditor IDE を使用した場合は、SITE.XML インデックスが既に存在しています。

12 更新サイトでフィーチャーとプラグインの JAR ファイルに署名します。

詳しくは、「カスタムまたはサードパーティのフィーチャーとプラグインに署名する」を参照してください。

13 PLUGIN_CUSTOMIZATION.INI ファイルを作成し、必要な設定を追加します。たとえば、デフォルトの更新サーバーの名前を指定します。このファイルが deploy ディレクトリ (deploy\plugin_customization.ini) にあることを確認してください。


14 サードパーティのインストール時に使用するインストールマニフェスト INSTALL.XML を作成および検証します。このファイルが deploy ディレクトリ (deploy\install.xml) にあることを確認してください。インストールマニフェストには、インストール、更新、または削除する項目が記述されています。詳しくは、次の資料を参照してください。 15 マニフェストのマージ操作を実行します。詳しくは、次の資料を参照してください。 16 対象システムで Lotus Notes 8 ランタイムの格納先を確認し、Lotus Notes 8 を起動します。
17 新しいフィーチャーを Lotus Notes 8 ランタイムにデプロイし、プロビジョニングを起動します。 18 必要に応じてサードパーティインストーラーをテストし、配布します。

Lotus Expeditor の参照資料サードパーティインストーラーを作成するときには、以下の Expeditor トピックが役立ちます。


関連項目