ユーザープロファイルを作成するには、次の 2 つの方法があります。
サイレントインストールLotus Domino Access をインストールし、エンドユーザーの介入なしにプロファイルを作成するには、サイレントインストールを使用します。このプロセスでは、Lotus Domino Server に対するユーザーの接続情報が入ったセットアップファイルを呼び出す InstallShield 本来の機能を使用します。 たとえば、1 台のワークステーションに複数ユーザー用に Lotus Domino Access を設定するには、サイレントインストールを実行し、各ユーザーに RunAs 機能を使用してユーザーのログオン権限を使用できます。
ユーザーごとに 1 つのセットアップファイルがあります。セットアップファイルは次の接続情報が入ったテキストファイルです。
Windows XP で RunAs を使用するオプション 1 - インストールウィザードを使用する 1 Windows 管理者として、シングルユーザーまたはマルチユーザーのインストールオプションを含め、必要なオプションを選択し、セットアップを実行します。
2 プロファイルの作成は選択しません。
3 [スタート] - [プログラム] - [IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook] をクリックし、[新規 MAPI プロファイルの作成] を右クリックします。
4 [別のユーザーとして実行...] を選択します。
5 [別のユーザーとして実行] ダイアログで [次のユーザー:] を選択します。
6 ユーザーのドメイン、ユーザー名、およびパスワードを入力します。
7 エンドユーザーインストール項目の「Lotus Domino Access のユーザープロファイルを作成する」セクションに記述された接続情報を入力します。
オプション 2 - サイレントインストールを使用する 1 DOS ウィンドウ (cmd.exe) を開くため、[スタート] - [プログラム] - [アクセサリ] をクリックし、[コマンド プロンプト] を右クリックします。
2 [別のユーザーとして実行...] を選択します。
3 [別のユーザーとして実行] ダイアログで [次のユーザー:] を選択します。
4 ユーザーのドメイン、ユーザー名、およびパスワードを入力します。
5 DOS プロンプトで、前述の「サイレントインストール」セクションで説明したセットアップ構文を入力します。
Windows 2000 で RunAs を使用するオプション 1 - インストールウィザードを使用する 1 Windows 管理者として、シングルユーザーまたはマルチユーザーのインストールオプションを含め、必要なオプションを選択し、セットアップを実行します。
3 コマンドプロンプトを開きます ([スタート] - [プログラム] - [アクセサリ] - [コマンド プロンプト])。
4 Lotus Domino Access のプログラムディレクトリに移動します。
5 次の構文を使用し、対象 Lotus Domino Access ユーザーとして実行可能ファイル dfosetup.exe を実行します。
オプション 2 - サイレントインストールを使用する 1 [スタート] - [プログラム] - [アクセサリ] - [コマンド プロンプト] をクリックし、DOS ウィンドウ (cmd.exe) を開きます。
2 RunAs コマンドを使用して別の DOS ウィンドウを開きます。そのウィンドウで実行される処理は、その DOS ウィンドウを開いたユーザーの権限で実行されます。
次に例を示します。
C:\> RunAs /USER:"ADomain\John Smith" "C:\Temp\setup.exe> /s /v\" /qnSETUPFILE=C:\User\info.txt\""
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