モニタリング


AIX 用に Lotus Domino SNMP Agent を設定する
プラットフォームごとに 1 回、以下の手順に従い IBM(R) AIX(R) 用に IBM(R) Lotus Domino(R) SNMP Agent を設定します。

メモ Lotus Domino SNMP Agent を使用する前に、TCP/IP と SNMP がサーバーに正常にインストールおよび設定されていることを確認します。また、Lotus Domino の実行可能ファイルと Lotus Domino データディレクトリが検索パスにあることも確認します。

ヒント AIX 用のトラップ転送先およびコミュニティ名は、/etc/snmpd.conf ファイルに設定されます。リモートから管理するインフラストラクチャ用には、適切なトラップ転送先およびコミュニティ名を設定する必要があります。ビュー識別子は、トラップ転送先ごとに一意であるようにします。

メモ IBM(R) Lotus Domino(R) SNMP Agent は、自動的に実行されるように設定されます。したがって、Lotus Domino SNMP Agent がいったん設定されると、Lotus Domino が実行されていない場合も含めて、ほぼ常時実行されることになります。後日 Lotus Domino をアップグレードするときは、アップグレードプロセスを開始する前に、LNSNMP プロセスを停止する必要があります。

メモ 以下のコマンドはすべて、root ユーザーとして実行する必要があります。

1 LNSNMP プロセスを停止します。次のコマンドを入力します。


2 SNMPD サブシステムを停止します。次のコマンドを入力します。
3 SNMPD が LNSNMP を SMUX ピアとして受け入れるように設定します。/etc/snmpd.peers に次の行を追加します。
4 SNMPD が LNSNMP からの SMUX の関連付けを受け入れるように設定します。システムで SNMPv1 または SNMPv3 マスターエージェントのどちらを使用しているかに従って、次の行を /etc/snmpd.conf または /etc/snmpdv3.conf に追加します。
5 SNMPD サブシステムを起動します。次のコマンドを入力します。
6 LNSNMP プロセスを起動します。次のコマンドを入力します。
7 LNSNMP スクリプトへのリンクを作成します。次のコマンドを入力し、必要に応じて Lotus Domino 実行可能ファイルのパスを変更します。
8 再起動後に LNSNMP が再開されるようにします。/etc/rc.tcpip の末尾に次の行を追加します。
以上で、AIX 固有部分の Lotus Domino SNMP Agent の設定作業は完了です。この後は、「Lotus Domino SNMP Agent の設定を完了する」で説明する手順に従ってください。

関連項目