LOTUS NOTES CLIENT のインストールと SMART UPGRADE


WebSphere Portal 複合アプリケーションの Lotus Notes サポートをインストールする
IBM(R) WebSphere(R) サーバーに WebSphere Portal 複合アプリケーションの Lotus Notes サポートをインストールできます。これは、Lotus Notes ユーザーがポートレットのある複合アプリケーションを使用する場合に必要になります。このサポートは、Lotus Notes に同梱されており、また Web ダウンロードとして入手することもできます。

WebSphere Portal 複合アプリケーションの Lotus Notes サポートは、ポートレットをサーバーにインストールしたり、Lotus Notes Client で WebSphere Portal サーバーと通信したりする場合に必要となります。たとえば、ユーザーが Composite Application Editor を使用してポータルベースの複合アプリケーションを編集できるようにする場合は、まず WebSphere Portal サーバーで WebSphere Portal 複合アプリケーションの Lotus Notes サポートインストールプログラムを実行する必要があります。このインストールプログラムは、Composite Application Editor が WebSphere Portal サーバーで動作する場合に必要とする .war ファイルもインストールします。

ユーザーがポートレットを含む複合アプリケーションを作成する場合は、WebSphere Portal サーバーをインストールする必要があります。WebSphere Portal で使用可能な一部の機能を Lotus Notes で使用するには、WebSphere Portal サーバーに WebSphere Portal 複合アプリケーションの Lotus Notes サポートをインストールする必要もあります。また、Lotus Notes ユーザーがポートレットのある複合アプリケーションを作成、編集、および参照できるように、Home Portal Account を作成することもできます。Lotus Notes オンラインヘルプでは、プリファレンスパネルを使って、Home Portal Account の作成または変更に関するヘルプを参照できます。

次の手順を実行して、WebSphere Portal 複合アプリケーションの Lotus Notes サポートを WebSphere Portal サーバーにインストールします。

メモ WebSphere Portal 複合アプリケーションの Lotus Notes サポート (これまで「Lotus Notes サーバークライアントインストーラー」と呼ばれていたもの) の以前のバージョン (ベータ版など) から直接アップグレードすることはできません。WebSphere Portal 複合アプリケーションの Lotus Notes サポートの最新バージョンをインストールするには、以前のバージョンをアンインストールしてから、最新バージョンをインストールします。

1 WebSphere Portal 複合アプリケーションの Lotus Notes サポートインストールキットを入手し、一時フォルダ (/temp など) に配置します。

2 インストーラーキットの配置場所に移動して、インストーラーキットを解凍します。

3 解凍したフォルダを開き、内容 (セットアップインストール実行可能ファイル、およびさまざまなポートレットとスクリプトが入っているポータルフォルダを含む) を確認します。

4 セットアップ実行可能ファイル (setupwin32.exe など) またはバイナリを実行します。

5 言語選択パネルが表示される場合は、言語を選択して [OK] をクリックします。

6 Welcome 画面を確認します。関連情報を確認するには、[インフォメーションセンター] をクリックします。[次へ] をクリックして続行します。

7 使用許諾契約の条項を確認して同意します。[次へ] をクリックして続行します。

8 デフォルトのインストールディレクトリをそのまま使用するか、新しいディレクトリを指定します。[次へ] をクリックして続行します。

9 デフォルトの WebSphere Portal サーバーをそのまま使用するか、または新しいサーバーを指定します。WebSphere のユーザー名とパスワードを入力します。[次へ] をクリックして続行します。


10 インストールディレクトリパスとサイズのプリビュー画面を確認し、[インストール] をクリックします。インストールプロセスには数分かかります。

11 サマリー画面を確認し、[終了] をクリックしてインストールウィザードを終了します。

Web サーバーまたは Portal サーバーで Secure Sockets Layer (SSL) を使用する場合の追加手順Web サーバーまたは Portal サーバーで Secure Sockets Layer (SSL) を使用するように設定し、自己署名テスト証明書を使用している場合は、WebSphere Portal 複合アプリケーションの Lotus Notes サポートの実行前に追加の手順を実施して、WebSphere Portal 複合アプリケーションの Lotus Notes サポートプログラムと Web サーバーまたは Portal サーバーの間で SSL 通信が適正に行われるようにする必要があります。これらの手順について詳しくは、http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/ledoc/v6r1/topic/com.ibm.rcp.tools.doc.admin/networkclientinstallSSL.html の IBM(R) Lotus(R) Expeditor インフォメーションセンターで、「自己署名テスト証明書で SSL を使用している場合の Network Client Installer のインストール」を参照してください。
利用可能になった場合、Expeditor リリース 6.1.1 のヘルプを参照してください。Expeditor ネットワーククライアントインストーラーをインストールする必要はありません。

コマンドラインパラメータを指定して WebSphere Portal 複合アプリケーションの Lotus Notes サポートをインストールするサイレントインストール方式またはコンソールインストール方式を使用して、Portal サーバーに WebSphere Portal 複合アプリケーションの Lotus Notes サポートをインストールすることもできます。
サイレントモード以下のコマンドラインを使用すると、WebSphere Portal 複合アプリケーションの Lotus Notes サポートをサイレントモードでインストールします。
setup.exe -silent -V licenseAccepted=true -P installLocation="c:\notes8\"


Secure Sockets Layer (SSL) を使用するように Web サーバーまたは Portal サーバーを設定し、自己署名テスト証明書を使用している場合は、「Web サーバーまたは Portal サーバーで Secure Sockets Layer (SSL) を使用する場合の追加手順」を参照してください。

コンソールモード以下のコマンドラインを使用すると、WebSphere Portal 複合アプリケーションの Lotus Notes サポートをコンソールモードでインストールし、ユーザーインターフェースパネルをマスクします。
setup.exe -console

次のフラグを指定できます。


Secure Sockets Layer (SSL) を使用するように Web サーバーまたは Portal サーバーを設定し、自己署名テスト証明書を使用している場合は、「Web サーバーまたは Portal サーバーで Secure Sockets Layer (SSL) を使用する場合の追加手順」を参照してください。

関連項目