IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook を使用して作業する
IBM(R) Lotus Domino(R) Access for Microsoft Outlook は、Microsoft Outlook にある機能およびサービスの大半を備えています。ただし、ユーザーは次にリストした違いについて知っておく必要があります。

繰り返し会議のインスタンスを変更するMicrosoft Outlook では、議長は繰り返し会議の変更方法によって制限されます。議長は、すべての会議または繰り返し会議の 1 つのインスタンスに対して変更を加えることができます。しかし、Lotus Domino では、複数のインスタンスのグループを変更できます。たとえば、毎週の繰り返し会議が次の 6 週間にわたって作成され、参加者を会議の 3 週目に追加する必要がある場合、Lotus Domino を使用すると、議長は参加者を繰り返し設定の該当するインスタンスに追加した後、「これ以降のすべてのインスタンス」を指定できます。
「これ以降のすべてのインスタンス」は、Microsoft Outlook には備えられていません。議長が IBM(R) Lotus Notes(R) を使用していて、参加者が Microsoft Outlook を使用している場合、このオプションを選択すると、これ以降、会議が発生するたびに会議招集が生成されます。Microsoft Outlook と Lotus Notes との間の互換性を保持するには、既存の繰り返し会議に追加された参加者が繰り返し設定全体に対してインスタンス更新を受信します。繰り返し会議の参加者リストが大幅に変更されることが予想される場合、会議インスタンスの数を最低限に保持することができます。このようにすれば参加者のメールボックスにあまりに多くの会議通知が到着することはなくなります。これは会議のスケジュール変更やその他の会議の更新についても当てはまります。

終了日なしの繰り返し会議終了日なしの繰り返し会議は Lotus Domino Access for Microsoft Outlook ではサポートされていません。繰り返し会議が作成され、終了日が指定されていない場合、繰り返し会議にデフォルトの終了日が使用されます。デフォルトでは、次の最大値がすべての繰り返しエントリ (会議、記念日など) に適用されます。


複数のユーザーに対する代理Microsoft Outlook では、1 人のユーザーが 1 人以上のユーザーの代理として参加できます。議長と参加者の両方が Microsoft Outlook を使用している場合、この機能は Lotus Domino Access によって完全にサポートされます。ただし、議長が IBM(R) Lotus Notes(R) と Lotus Domino を使用していて、参加者が Microsoft Outlook を使用している場合、議長は追加の参加者に通知できず、参加者本人に追加の会議招集は送信されません。1 人以上のユーザーを代理として参加させたい場合は、会議の議長に連絡して会議招集を発行してもらう必要があります。
イベントの招集Microsoft Outlook ではユーザーをイベントに招集できます。Lotus Domino はこの機能を備えていません。この機能を使用すると、イベントは 4:00 a.m. から 8:00 p.m. までの会議に変換されます。
メモ 既知の問題と制限について詳しくは、この製品に付属するリリース情報を参照してください。

関連項目