MAIL
能にブラウザベースでアクセスできます。Lotus Domino Web Access ユーザーは、メールの送受信、カレンダーの表示、会議の招集、タスクリストの作成、ノートブックの保存、およびオフラインでの作業が可能です。Lotus Domino Web Access 用に設定すると、ユーザーは標準 Lotus Notes Client と Web ブラウザのどちらを使用してもメールファイルにアクセスできます。Lotus Notes Client と Lotus Domino Web Access は同じユーザーメールファイルを基礎にして動作するため、ユーザーがどちらのクライアントを使用してメールを読んでも、既読と未読のマークは最新の状態に保たれます。また、ユーザーは、各自の Lotus Notes の連絡先情報を、Lotus Domino Web Access の連絡先の情報に同期化することもできます。
Lotus Domino Web Access にログオンして使用するには、ユーザーは名前とインターネットパスワードのみが必要ですが、オフラインで作業するには Lotus Notes ID も必要となります。[Domino Web Access] テンプレートで新規ユーザーを登録する際は、各ユーザーに Lotus Notes ID を必ず作成してください。
詳しくは、「Lotus Domino Web Access ユーザーを登録する」を参照してください。
セキュリティLotus Domino Web Access には、ユーザーログオンおよびログアウトセキュリティが必要です。ユーザーは、ログオンするときに、ユーザー文書に指定された名前とインターネットパスワードを入力する必要があります。サーバーが有効な値として受け取るログイン名は、サーバー文書の [セキュリティ] タブの [インターネット認証] フィールドの設定によって異なります。 詳しくは、「インターネットクライアントの認証レベルを制御する」を参照してください。
ユーザーが Lotus Domino Web Access からログアウトすると、ブラウザが閉じられ、ユーザーのログオン認証と個人データがブラウザのキャッシュから削除されます。Lotus Domino Web Access では、このデータを削除することによって権限のないユーザーがキャッシュされた情報を使ってユーザーのメールファイルにアクセスするのを防いでいます。Internet Explorer では、ブラウザキャッシュの管理を使用し、セッションの終了時にどのエントリをキャッシュに保存し、どのエントリを削除するかを制御することで、クライアント側のパフォーマンスと Lotus Domino Web Access セッションのセキュリティを向上させることができます。ブラウザキャッシュからの個人データの削除と、より安全性の高いデータ削除機能は、ユーザーが Lotus Domino Web Access コントロールを受け入れる場合にのみ使用可能です。
ブラウザキャッシュの管理について詳しくは、「ブラウザキャッシュの管理を使用する」を参照してください。
Lotus Domino Web Access は、ユーザーが明示的に [共有 PC やネットカフェ等のユーザーのためのログアウト] を選択しない限り、いくつかの個人データを削除しません。これを選択すると、ユーザーは 2 種類の安全なログアウトのいずれかを選ぶことができます。
詳しくは、「ログアウト後にユーザーを Web ページへリダイレクトする」を参照してください。
DOLS と IBM Lotus Sametime を統合するユーザーにオフライン機能と IBM(R) Lotus Sametime(R) 機能を提供するには、Lotus Domino Web Access に Domino Off-Line Services (DOLS) および Lotus Sametime (Instant Messaging) を統合します。DOLS により、ユーザーはネットワークから切断してオフラインで作業でき、Lotus Notes Client で作業する場合に Lotus Notes ユーザーが必要とする多数の複製機能が提供されます。Lotus Sametime では、Lotus Domino Web Access ユーザーに、統合されたリアルタイムのチャット機能を提供します。DOLS および Lotus Sametime がなくても、 Lotus Domino Web Access は使用できます。 詳しくは、「Lotus Domino Web Access と IBM Lotus Sametime を設定する」を参照してください。
関連項目