フィールド | 設定 |
SIZE 拡張 | 次のいずれかを選択します。
- [有効] - (デフォルト) 接続ホストに最大メッセージサイズが宣言され、転送を受け付ける前に送信ホストのメッセージサイズの見積もりをチェックします。転送されるメッセージが最大サイズを超えていることを送信側が示している場合は、メッセージを受け付けないことを示すエラーが返されます。
- [無効] - 最大メッセージサイズは通知されず、転送前にインバウンドメッセージサイズもチェックされません。
メモ 最大メッセージサイズの設定について詳しくは、この章で前述の「メッセージのサイズに応じてメールの配信を制限する」の項目を参照してください。 |
Pipelining 拡張 | 次のいずれかを選択します。
- [有効] - (デフォルト) 同一のネットワークパケットで複数の SMTP コマンドを受け付けられるようにしてパフォーマンスを向上させます。
- [無効] - 1 つのパケットで複数の SMTP コマンドを受け付けません。
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DSN 拡張 | 次のいずれかを選択します。
- [有効] - 失敗したメッセージ、遅延されたメッセージ、配信されたメッセージ、および中継されたメッセージについて、送信者に配信ステータスの通知を返すことを求める受信要求をサポートします。低優先度の配信時間帯になるまで保持された低優先度メッセージに対する遅延レポートは、要求に応じて SMTP メッセージの送信者に送信されます。
- [無効] - (デフォルト) SMTP メッセージに対して配信ステータス通知を返しません。
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8 ビット MIME 拡張 | 次のいずれかを選択します。
- [有効] - 8 ビットのメッセージがそのまま受け付けられ、エンコードされていない多言語文字の受け付けが可能になります。
- [無効] - (デフォルト) 8 ビット文字を含むインバウンドメッセージは 7 ビット ASCII エンコードを使用して送信することが必要になります。
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HELP コマンド | 次のいずれかを選択します。
- [有効] - (デフォルト) Help コマンドにより、サポートされるコマンドのリストが表示されます。
- [無効] - HELP コマンドを無効にします。
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VRFY コマンド | 次のいずれかを選択します。
- [有効] - インバウンド要求を受け付けてユーザー名を確認します。
- [無効] - (デフォルト) ユーザー名を確認する要求を拒否します。
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EXPN コマンド | 次のいずれかを選択します。
- [有効] - メーリングリストやグループが拡張され、個別の受信者名が表示されます。
- [無効] - (デフォルト) メーリングリストやグループは拡張されません。
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ETRN コマンド | 次のいずれかを選択します。
- [有効] - 他の SMTP ホストからのインバウンドの Pull 要求が受け付けられ、呼び出し側サーバーへのメッセージが転送されます。ETRN サポートを有効にすると、リモート SMTP ホストが、メッセージを Lotus Domino Server に転送すると同時に配信待ちメッセージを要求できるようにして、帯域幅を効率的に使用できます。
- [無効] - (デフォルト) 他の SMTP ホストからのインバウンドの Pull 要求は受け付けられません。
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TCP/IP ポート上の SSL 接続 | 次のいずれかを選択します。
- [有効] - STARTTLS コマンドがサポートされ、SMTP TCP/IP ポート経由の暗号化された SSL チャネルが作成できるようになります。
- [必要] - STARTTLS コマンドを発行するホストからのみ TCP/IP ポートを介したインバウンド SMTP 接続が受け付けられます。
- [無効] (デフォルト) - SMTP TCP/IP ポートを使用した SSL 接続は許可されません。
メモ Lotus Domino はリモートサーバーからの STARTTLS コマンドを受け付けた後、サーバーの SSL ポートの設定を使用してそのセッションに対する認証を制御します。Lotus Domino で SMTP AUTH コマンドを使用するリモートホストを認証するには、名前とパスワードによる認証を Lotus Domino SSL ポートに対して有効にする必要があります。 |