ユーザーとサーバーの設定
サーバー間の複製スケジュールを設定するには、レプリカの更新を可能にするためにサーバーが相互接続できなければなりません。サーバーの接続を可能にするには、サーバーのトポロジーに応じて接続文書を作成します。ユーザーがデータベースの文書を追加、編集、削除すると、次にサーバー間で複製が行われるまで、各レプリカの内容には多少の違いがあることになります。複製の更新では変更箇所だけがデータベースに転送されるため、ネットワークトラフィックや、サーバー時間、接続コストを最小限に抑えることができます。
デフォルトの場合、スケジュール設定された複製では、複製を開始したサーバーが接続先のサーバーから変更内容を受信し、次に接続先のサーバーに変更内容を送信します。この他に、複製を開始したサーバーと接続先のサーバーがそれぞれ変更内容を受信するようにしたり、複製を開始したサーバーが変更内容の受信や送信だけを行うように設定できます。
サーバーコマンド Pull、Push、および Replicate を使用してサーバー間の複製を開始できます。
サーバー接続と接続文書について詳しくは、「別のサーバーへの接続方法」の章を参照してください。
複製の手順複製を完全に理解するには、この章の「サーバーのデータベースアクセス権の設定に関するガイドライン」と「サーバー間の複製用にデータベース ACL を設定する」のトピックに記載されている情報を理解しておく必要があります。「付録 サーバーコマンド」に記載されている複製に関する情報も理解しておく必要があります。 1 複製は次のいずれかの方法で、サーバーまたはクライアントから開始されます。
プログラム文書について詳しくは、「プログラム文書からサーバータスクを実行する」を参照してください。
関連項目