LOTUS NOTES CLIENT のインストールと SMART UPGRADE
提供された Lotus Notes インストールメディアキットをカスタマイズして、フィーチャーとプラグインをインストールマニフェストと更新サイトフォルダに追加できます。この方法は、Lotus Notes のリリースをインストールしようとしたときに新規フィーチャーが入手可能になっている場合で、その新しいフィーチャーを Lotus Notes をインストールまたはアップグレードするときにインストールする場合に適しています。インストールのみに適用されます。
フィーチャーと新しいフィーチャーのプラグイン JAR ファイルを含むインストールマニフェストと更新サイトフォルダを作成します。インストーラーをデプロイヤーまたはユーザーに配布して独自のインストールを実行できるようにしたり、デプロイヤーまたはユーザーのために Lotus Notes をインストールしたりできます。この方法は、Lotus Notes をすでにインストールしてあるユーザーに対して新しいフィーチャーを使用可能にする場合に適しています。
特定のフィーチャーまたは複合アプリケーションのユーザー開始更新を使用可能にすることができます。この方法は、更新サイトで新規フィーチャーまたは更新されたフィーチャーを使用可能にし、ユーザーが当該サイトからフィーチャーを取得できるようにする場合に適しています。Eclipse 更新サイトまたは NSF ベースの更新サイトと共に使用できます。
複合アプリケーションを単独で使用するか、または NSF ベースの更新サイトと共に使用すると、カスタムフィーチャーやサードパーティフィーチャーをインストールまたは更新できます。
フィーチャーとプラグインを作成するLotus Notes のインストールまたは更新用にサードパーティまたはカスタムの Eclipse ベースのフィーチャーとプラグインを使用可能にする方法とは関係なく、まず、フィーチャーを作成または取得し、何をインストールするかを記述するインストールマニフェストを作成します。その後、新規フィーチャーとプラグイン JAR ファイルをサイトインデックスとともに更新サイトディレクトリに正しく配置する必要があります。IBM(R) Lotus(R) Expeditor 統合開発環境 (IDE) などのツールを使用すると、Eclipse のフィーチャー開発プロセスを自動化できます。 また、署名用のフィーチャーとプラグインのセキュリティ設定を指定する必要があります。また、PLUGIN_CUSTOMIZATION.INI ファイルを使用して、インストールと更新情報の入手元の有効なサイトのリストなどの追加情報、およびいくつかのセキュリティ設定を指定できます。
詳しくは、「カスタムまたはサードパーティのフィーチャーを作成する」を参照してください。
フィーチャーとプラグインに署名するLotus Notes のインストールまたは更新で新規サードパーティまたはカスタムの Eclipse ベースのフィーチャーを有効にする前に、フィーチャーに正しく署名する必要があります。また、署名した後、インストールマニフェストに付加されている PLUGIN_CUSTOMIZATION.INI ファイルに署名情報を含める必要があります。 詳しくは、「インストールと更新用にカスタムまたはサードパーティのフィーチャーとプラグインに署名する」を参照してください。
関連項目