ユーザーとサーバーの設定

サーバーをパススルーサーバーとして設定する
サーバーをパススルーサーバーとして設定し、ユーザーや他のサーバーがこのサーバーを経由して、パススルーの受信側サーバーに接続できるようにします。

1 IBM(R) Lotus Domino(R) Administrator で [設定] タブをクリックします。

2 [サーバー] - [すべてのサーバー文書] をクリックします。

3 パススルーサーバーとして設定するサーバーのサーバー文書を開き、[サーバーの編集] をクリックします。

4 [セキュリティ] タブをクリックし、[パススルー利用] セクションにある次のフィールドに必要な情報を入力して、[保存して閉じる] をクリックします。
フィールド説明
このサーバーへパススルー先としてアクセス可このサーバーがパススルーの宛先でない場合は、このフィールドを空白のままにします。

サーバーをパススルーの宛先として設定する方法について詳しくは、「サーバーをパススルーの宛先として設定する」を参照してください。

ルートスルーこのサーバーを経由して受信側サーバーに接続できる、ユーザー、グループ、サーバー名を指定します。このフィールドが空白の場合 (デフォルト)、パススルー接続はできません。

Domino ディレクトリにリストされていないユーザーやサーバーも含め、すべてのユーザーとサーバーにパススルーアクセスを許可するには、アスタリスク (*) を入力します。共通名にはアスタリスクを使用した階層名を入力し、特定の組織または組織単位によって認証されているすべてのユーザーとサーバーにアクセスを許可します。たとえば、「*/Acme」と入力すると、Acme 社のユーザーすべてのアクセスが許可されます。

エントリを複数指定するときは , (カンマ) か ; (セミコロン) で区切ります。

このフィールドのエントリには、サーバー文書の [セキュリティ] タブの [サーバーアクセス] セクションでサーバーへの通常のアクセスが否定されている場合でも、パススルーアクセスが認められます。

呼び出し接続サーバーのモデムを使用してリモートの受信側サーバーに接続できるユーザー、グループ、サーバーの名前を指定します。デフォルトではこのフィールドは空白で、すべての受信接続から他のサーバーへの呼び出しを生成することは禁止されます。アスタリスク (*) を入力すると、どのソースの受信接続からも受信側サーバーを呼び出すことができるようになります。

メモ あらゆるソースの受信接続からの呼び出しを許可した場合は、Notes Log の [Passthru Connections] ビューでイベントを記録するときに、接続元のクライアントが認証されていないという事実だけが示され、接続元の名前は示されません。

接続を許可されたサーバーこのサーバーがパススルーの宛先として接続できるリモートサーバーの名前を指定します。

デフォルトではこのフィールドは空白になり、パススルーの宛先として設定されているすべてのサーバーへの配信が許可されます。このフィールドにエントリを追加すると、このサーバーからのパススルーアクセスは、指定の受信側サーバーのみに制限されます。

5 サーバーをパススルーの宛先として設定します。

6 必要に応じて接続文書を作成し、同じ LAN を共有しない受信側サーバーにパススルーサーバーを接続できるようにします。

関連項目