セキュリティ


新しい Lotus Notes パブリックキーを作成して Domino ディレクトリに追加する
IBM(R) Lotus Domino(R) 6 とそれ以前のサーバーでは、新しいパブリックキーの作成と認証には、次の作業が必要です。
Lotus Domino 7 以降のサーバーでは、管理者はキーロールオーバーのプロセスを使用して、セキュリティ設定ポリシー文書を通じて新しいパブリックキーを作成することができます。また、ユーザーは [ユーザーセキュリティ] ダイアログボックスでキーロールオーバーを起動することができます。

新しい Lotus Notes パブリックキーを作成するにはID 所有者は、次の手順を実行します。
1 [ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ] を選択します。

2 必要に応じて、パスワードを入力します。

3 [ユーザー情報] - [認証] をクリックし、[その他のアクション] をクリックします。[新規パブリックキーの作成] を選択します。

4 ユーザーは、[新規パブリックキーの作成] ダイアログボックスで、新規キーの強度と、証明書を要求する方法を選択できます。

5 ユーザーが [認証プロトコル] を選択した場合、ユーザーが次回ホームサーバーで認証を行うときに、キーが作成され、証明書要求が自動的にサーバーのシステム管理要求データベースに入力されます。

このとき、管理者は「ユーザーとサーバーキーのロールオーバー」の説明に従って認証プロセスを完了する必要があります。

6 ユーザーが [メールプロトコル] を選択した場合、キーは即時に作成され、[新規パブリックキーの確認] ダイアログボックスが表示されます。

7 [更新の確認] ダイアログボックスで [続行] をクリックし、新しいパブリックキーの作成要求を Lotus Notes メールを使用して送信します。


8 [パブリックキー登録の要求] ダイアログボックスで、次のいずれかの要求送信先アドレスを指定します。 9 [送信] をクリックします。

Lotus Notes 認証で ID を再認証して Lotus Notes パブリックキーを Domino ディレクトリに追加するには認証管理者は、次の手順を実行します。
1 メールファイル内の認証要求を開きます。

2 [アクション] - [添付 ID ファイルの認証] を選択します。

3 サーバーベースの認証機関を使用するのか認証者 ID を使用するのかを選択し、[OK] をクリックします。

4 認証者 ID を使用する場合は、ID のパスワードを入力して [OK] をクリックします。

5 (省略可能) 認証の有効期限を変更します。

6 (省略可能) ユーザーの別名情報を指定するには、[追加] をクリックします。

7 (省略可能) 最小のパスワードの長さを指定します。

8 [認証] をクリックします。ID 所有者の名前が [宛先] フィールドに表示され、[認証 ID の送信] ダイアログボックスの [件名] フィールドに説明が表示されます。

9 [送信] をクリックします。

新しい Lotus Notes 認証を ID にマージするにはID 所有者は、次の手順を実行します。
1 [ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ] を選択します。

2 [ユーザー情報] - [認証] をクリックします。

3 [認証の取得] をクリックし、[Notes 認証の呼び出し (マージ)] をクリックします。

4 認証管理者から送信された再認証済み ID を選択し、[OK] をクリックします。

Lotus Notes パブリックキーを照合するにはLotus Domino パブリックキーを Domino ディレクトリ内のパブリックキーと照合すれば、権限のないユーザーやサーバーが別のサーバーにアクセスすることを防止できます。
1 Lotus Domino Administrator で、[設定] をクリックし、サーバーのサーバー文書を開きます。

2 [セキュリティ] をクリックします。

3 [セキュリティ設定] セクションの [パブリックキーの比較] フィールドで、次のいずれかを選択します。

4 [パブリックキー不一致の記録] フィールドで、次のいずれかを選択します。 5 文書を保存します。

6 サーバーを再起動して変更内容を有効にします。

関連項目