LOTUS DOMINO と DB2
NSF データベースから DB2 対応 Lotus Notes データベースを作成する場合、DB2 対応 Lotus Notes データベースには NSF が必要とする 2 倍のディスクスペースが必要です。使い続けると、DB2 対応 Lotus Notes データベースは大型化します。NSF の 2 倍のスペースを DB2 対応 Lotus Notes データベースに割り当ててください。
データベースの保守では、文書の追加や削除、ビューの構築、DAV の作成が行われるため、NSF データベースの 2 倍のスペースを DB2 対応 Lotus Notes データベースに割り当ててください。全体では、NSF の 4 倍のスペースを 各 DB2 対応 Lotus Notes データベースに割り当てる必要があります。
例例 1 - あるメールデータベースが NSF として 512 MB を使用します。DB2 対応 Lotus Notes データベースを最初に作成する場合、1 GB を割り当てる必要があります。メールファイルでは多数の挿入、削除を繰り返し使用される傾向があります。DB2 対応 Lotus Notes データベースはアクティブなデータベースなので、2 GB を使用できるようにしておきます。 例 2 - 参照用データベースは NSF として 512 MB を使用します。DB2 対応 Lotus Notes データベースを作成する場合、1 GB を使用できるようにしておきます。
例 3 - デフォルトでは、DB2 対応 Lotus Notes データベースはグループに保存されます。10 個の DB2 対応 Lotus Notes データベースは同じグループ、DB2 テーブルスペース、DB2 コンテナファイルを使用します。10 個のメールデータベースがあり、それぞれ 512 MB を使用し、10 個すべてが同じ DB2 グループにあると想定します。NSF は合計で 5 GB を使用します。DB2 対応 Lotus Notes データベースを NSF から作成する場合は、10 GB を準備します。続けて使用する場合は、20 GB を準備します。
メモ 現在は、未使用スペースの確保を困難にしている問題があるため、なるべく多くのスペースを使用できるようにしてください。
データベースレプリカの作成について詳しくは、「クラスタの構築」と「クラスタでレプリカを作成する」を参照してください。
関連項目