クラスタ
クラスタのワークロードを均衡化する
クラスタをモニターして、調整の必要性が認められた場合には、次を実行して、クラスタにあるサーバー全体でワークロードをより適正に均衡させることができます。
サーバーの可用性限界値を変更することによって、
サーバーのワークロードを制限する
サーバーを同時に使用できるユーザーの最大数の設定値を変更する
データベースを別のサーバーに移動する
使用頻度の高いデータベースのレプリカを増やす
クラスタにサーバーを追加する
Activity Trends ツールを使用してクラスタの状況を分析し、推奨値を設定する
企業のシステム全体の能力が全般的に不足している場合は、ワークロードの均衡を実行しても解決策にならない点に注意してください。使用している IBM(R) Lotus Domino(R) Server で現在のワークロードが相当な負担になっていて、さらにその過度の負荷を処理するサーバーがない場合は、ワークロードの均衡を行っても問題は解決されません。ワークロードを均衡させるには、過負荷になっているサーバーから過大な負荷を引き受ける相手が存在する必要があります。この引き受け先が存在しない場合、過負荷分は元のビジーなサーバーによって処理されることになります。ただし、要求ごとに使用可能な別のサーバーを探すプロセスによって、サーバーのワークロードは増大します。社内に十分な処理能力がない場合には、メモリやプロセッサを追加するか、より大きな負荷を処理できるように装置をアップグレードすることを検討してください。
一般にクラスタ内のワークロードが適切に配分されている場合には、ワークロードの均衡ではなく、フェイルオーバーについてクラスタを設定するようにします。
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