リファレンス


継承する新規 LDAP 構造化オブジェクトクラスを設定する
IBM(R) Lotus Domino(R) ディレクトリで定義された新しい構造化オブジェクトクラスが、このディレクトリで定義された他の上位の構造化オブジェクトクラスから属性を継承するように指定するには、上位のオブジェクトクラスに対する [$xxxInheritableSchema] サブフォームを、下位のオブジェクトクラスに対する [$xxxInheritableSchema] サブフォームに挿入します。たとえば、構造化オブジェクトクラス acmePrinter の属性を継承する新しい構造化オブジェクトクラス acmeLaserPrinter を作成するには、次の手順を実行します。

構造化オブジェクトクラスの継承

また、新しい構造化オブジェクトクラスが、フォームによって定義されているスキーマ内のデフォルトのオブジェクトクラスの属性を継承するように設定できます。

1 作業しているのが [Domino ディレクトリ] テンプレートのコピー (ACMENAMES.NTF) であることを確認します。また、ACL で自分に [設計者] か [管理者] のアクセス権が設定されていることも確認します。

2 IBM(R) Lotus Domino(R) Designer で ACMENAMES.NTF を開きます。

3 左側のペインで [共有コード] を選択し、次に [サブフォーム] を選択します。

4 下位のオブジェクトクラスに対する [$xxxInheritableSchema] サブフォームを開きます。たとえば、acmeLaserPrinter オブジェクトクラスに acmePrinter オブジェクトクラスから属性を継承する場合は、$acmeLaserPrinterInheritableSchema サブフォームを開きます。

5 [継承可能] タブをクリックし、次の操作を行います。

6 下位のオブジェクトクラスに対する [InheritableSchema] サブフォームを保存して閉じます。

関連項目