モニタリング


メール配信イベントジェネレータを作成する
メール配信イベントジェネレータを作成して、メール配信のテストや統計収集を行います。メール配信経路をテストするには、ISpy タスクを使用して指定したユーザーのメールサーバーにメールトレースメッセージを送信します。

メール配信イベントジェネレータでは、メッセージの配信に要した時間 (秒単位) を示す統計が作成されます。メール配信のトレースに失敗した場合、統計値は -1 になります。Statistics Collector タスクが動作していれば、統計モニターデータベース (STATREP.NSF) に統計が保存されます。メール配信統計の形式は次のとおりです。


さらに ISpy タスクでは、デフォルトでローカルメールサーバーがモニターされ、失敗したトレースのイベントが生成されます。他の IBM(R) Lotus Domino(R) メールサーバーをモニターするには、イベントジェネレータの作成とイベントハンドラの設定を行って、イベント発生時に通知します。

メール配信イベントジェネレータを作成するには 1 サーバーで ISpy タスクが起動していることを確認します。
2 IBM(R) Lotus Domino(R) Administrator で [設定] タブをクリックし、[統計 & イベント] ビューを開きます。

3 [イベントジェネレータ] - [メール] ビューを開き、[新規メールルーティングイベントジェネレータ] をクリックします。

4 [基本] タブで、次のフィールドを設定します。
フィールドアクション
ドメイン内のすべての Lotus Domino Server がサーバー自身を調査次の操作のいずれかを行います。
  • 各サーバーでローカルのメールボックスだけを調査する場合は、このオプションのチェックボックスをオンにする。
  • 指定したサーバーを調査する場合は、このオプションのチェックボックスをオフにする。
受信者メール配信経路を調べる受信者のアドレスを入力します。または、ドロップダウンボックスを使用して、[個人アドレス帳] または [Domino ディレクトリ] から受信者を選択します。複数のユーザーや、グループ名は入力しないでください。
調査元サーバー調査を開始するサーバーの名前を選択します。
中間ホップ時間を表示する中継点の時間を記録するには、このオプションを有効にします。
5 [調査] タブをクリックし、次の各フィールドで必要な情報を設定します。
フィールドアクション
送信の間隔調査の間隔を分単位で入力します。デフォルトは 15 です。
タイムアウト値経過すると失敗が記録される、調査元サーバーの応答待機時間を分単位で入力します。
6 [その他] タブをクリックし、次のフィールドに必要な情報を設定して [保存して閉じる] をクリックします。
フィールドアクション
タイムアウト時に、次の重要度のメールイベントを生成重要度を選択します。
イベントに新しいイベントハンドラを作成イベント通知ウィザードを起動してイベントハンドラを作成するには、このボタンをクリックします。
関連項目