モニタリング
Lotus Domino で配布されている NET-SNMPD の使用方法については、以下の手順に従ってください。
メモ NET-SNMPD を使用する前に、既存の Master SNMP Agent はすべて無効にしてください。既存の Master SNMP Agent の無効化について詳しくは、Master SNMP Agent のマニュアルを参照してください。
Linux に NET-SNMPD をインストールするroot ユーザーとしてログオンし、次の手順で Linux に NET-SNMPD をインストールします。 1 NET-SNMPD ファイルをインストールします。次のコマンドを入力し、必要に応じて Lotus Domino 実行可能ファイルのパスを変更します。
3 次のどちらかの操作を行います。
ln -f -s /etc/net-snmpd.sh /etc/init.d/net-snmpd
insserv /etc/init.d/net-snmpd
ln -f -s /etc/net-snmpd.sh /etc/rc.d/init.d/net-snmpd
chkconfig --add net-snmpd
chkconfig net-snmpd on
Solaris に NET-SNMPD をインストールするroot ユーザーとしてログオンし、次の手順で Solaris に NET-SNMPD をインストールします。 1 NET-SNMPD ファイルをインストールします。次のコマンドを入力し、必要に応じて Lotus Domino 実行可能ファイルのパスを変更します。
ln -f -s /etc/init.d/net-snmpd /etc/rc2.d/S76net-snmpd
ln -f -s /etc/init.d/net-snmpd /etc/rc1.d/K76net-snmpd
NET-SNMPD を設定するリモートから管理するインフラストラクチャ用に、適切なトラップ転送先およびコミュニティ名を指定して /etc/net-snmpd.conf ファイルを更新します。トラップ転送先は、trapsink ディレクティブを使用して設定します。コミュニティ名は、rocommunity ディレクティブおよび rwcommunity ディレクティブを使用して設定します。
手動で NET-SNMPD を起動または停止するNET-SNMPD を起動するには、root ユーザーとしてログオンし次のコマンドを入力します。
--with-default-snmp-version=3
--with-logfile=/var/log/snmpd.log
--with-mib-modules=smux
--with-openssl=no
--with-persistent-directory=/var/net-snmp
--with-sys-contact=Unknown
--with-sys-location=Unknown
独自の NET-SNMP Master Agent の作成と設定を行うUCD-SNMP と NET-SNMP は http://www.net-snmp.org から配布され、オプションのコンポーネントが多く含まれているので、Lotus Domino で使用できる独自の Master SNMP Agent を作成したり設定したりできます。独自の Master SNMP Agent の作成や設定には、次のオプションでソース設定スクリプトを起動し、SMUX のサポートを含めます。
関連項目